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お食い初めの時期は何日目?遅れても大丈夫?自宅で簡単に済ませるときのやり方と用意するものは?

十月十日 待ちに待った赤ちゃんの誕生。

赤ちゃんはもちろん、出産という大業を果たしたお母さんや、
新しい生命を迎えた家族にとって、
次々と大きなイベントが続きます。

そして、赤ちゃんの誕生に続き、
お宮参りの次のイベントが『お食い初め』です。

通過儀礼でもあるこの『お食い初め』という儀式は、
どういう意味があって、それはいつ行う儀式なのか、
どのようなやり方があるのかなどをまとめました。

参考にして頂けましたら幸いです。
  

お食い初めの時期は生後何日目に行うのか?遅れても大丈夫?

赤ちゃんが生まれたら『お食い初め』というお祝いをしますが、
お食い初めを行う時期は、
赤ちゃんが生まれて何日にするのが良いのでしょうか?

このお食い初めという行事を行う時期は、
地方によっていろいろですが、
赤ちゃんが生まれて、百日目頃に行うことが多いようです。

この頃になると赤ちゃんや、出産を終えたお母さんの様子も落ち着きますし、
赤ちゃんの表情も、さらに可愛らしくなります。

みんなで赤ちゃんの誕生を祝い、
お披露目を兼ねて、
お食い初めのお祝いと食事会をすると良いのではないでしょうか。

しかし、必ずしも百日目でないとということはなく、
赤ちゃんやお母さんの体調を考えて、
多少、日にちを決めるようにしましょう。

お食い初めとはどういう儀式でその歴史は?

「お食い初め(おくいぞめ)」とは、赤ちゃんのお祝いの行事で、
生後100日〜120日目頃に、
「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて、
ごちそうを食べさせるまねをする儀式のことです。

「百日祝い(ももかいわい)」「真魚初め(まなはじめ)」
「箸揃え」「箸祝い」「お箸初め」とも呼ばれています。

お食い初めは、古くは平安時代から始まったとされています。

昔の時代は赤子が無事に健やかに育つことが難しかったため、
乳歯が生え始める100日目頃に、
「生涯で食べることに困らないように」という願いを込めて、
食事をする真似をさせる儀式を行いました。

これがお食い初めのはじまりです。

室町時代に書かれた「河海抄(かかいしょう)」という文献には、
「冷泉天皇の生後百日に御餅を供す」という記述があり、
当時はお餅を使用していたことがうかがえます。

また、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡(あずまかがみ)」には、
源実朝が生後百十日目に、
お食い初めをして祝ったという記録が残っていたりと、
その歴史は古いようです。

この頃には、お餅から魚肉に代わり、
「真魚初め(まなはじめ)」とも呼ばれるようになりました。

お食い初めの行事は、
赤ちゃんの成長を願うための日本伝統のお祝い事として、
現代でも受け継がれています。

また、お食い初めは、
地方によってさまざまな名称で呼ばれているようです。

「百日祝い(ももかいわい)」は、
祝う時期が生後百日前後であることから。

「真魚初め(まなはじめ)」は、
初めて魚を食べさせることから。

「箸揃え(はしぞろえ)」「箸祝い(はしいわい)」
「お箸初め(おはしはじめ)」は、初めて箸を使うことから。

「歯固め」は、
ちょうど乳歯が生えはじめる時期に、
「丈夫な歯になるように」という願いを込めることから。

お食い初めを自宅で簡単に済ませるときのやり方は?

お食い初めをお祝いしたいけど、時間や、余裕がないといった場合、
簡単にすませるやり方を調べてみました。

★みんなで食事に行く

3カ月の赤ちゃんの子育てをしながら、
家の片づけや、
お食い初めの用意をお母さん一人ではできないかもしれません。

お食い初め膳を用意してくれる食事処やレストランで行えば、
ママもみんなといっしょに食事をしながら、
楽しくお祝いをすることができそうですね。

★お食い初め膳を宅配

宅配のお食い初め膳を利用したという方の体験談がありました。

お食い初めに必要な料理が全て揃っているので、
忙しい方に嬉しいサービスですね。

★家族だけでお祝い

祖父母など身内や知人を招待するとなると、
前もって日にちを決めるなど、
段取りや準備が必要となるようです。

家族だけでお祝いをする場合は、
段取りや準備などに手間をかける必要もないので、
簡単に行うことができるかもしれませんね。

ここで、簡単に作れるお食い初め膳を紹介します。

★尾頭付きの鯛はスーパーで予約する。

尾頭付きの鯛を調理可能かどうか、
何日前の予約が必要なのかはお店によって違うようなので、
事前に問い合わせておくとよいかもしれませんね。

★お赤飯はレトルトを使って

お赤飯の素を使えば、
いつもご飯を炊くように簡単にお赤飯を作ることができます。

スーパーの総菜コーナーで、お赤飯を置いてあるお店もあるので
聞いてみるのも良いですね。

★煮物はつゆの素で味付け

万能調味料のめんつゆで、
煮物の味付けをすれば、時短ができますね。

煮物用に、カットされている野菜なども売っています。

もし、余裕があれば、
人参やレンコンなどは切って添えてみてはいかかでしょう。

見た目が、綺麗になります。

忙しい、お母さんにとって、お食い初めの準備は大変ですね。

ここまで、書いてみて思うのは、
昔のお母さん達は、大変だったんですね。

全部、手作りで頑張っておられたんだなと思いました。

お食い初めを自宅でするのに用意するものは?

お食い初めで用意するものですが…

★お食い初めの料理

お食い初めの献立は、
鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5品を用意します。

お食い初め膳の献立は、一汁三菜で、
赤飯、焼き魚(鯛)、煮物、汁物、香の物を用意します。

これには赤ちゃんが生きてゆくうえで必要な食材として、
穀物、海のもの、山のもの、飲み物、
塩を与えるという意味が込められています。

・鯛

鯛は赤い色がめでたいとして、
お祝いごとでは欠かせない魚です。

福をもたらす七福神の恵比寿様が釣っている魚もこの鯛で、
日本では古くからお祝いの席で食されています。

・赤飯

赤飯の小豆には邪気を祓ったり、
魔除けの意味が込められています。

・お吸い物

お吸い物には、
「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められています。

・煮物

煮物には、紅白の色のためにんじんと大根、
「亀の甲羅」の形の六角形に切ったかぼちゃやしいたけ、
その他に旬の食材なども利用します。

・香の物

季節の野菜を漬けた香の物や酢の物など。

・歯固めの石

「歯固めの石」は、
赤ちゃんに丈夫な歯が生えることを願うためのものです。

赤ちゃんに丈夫な歯が生えることを願う、
「歯固めの儀式」で使用します。

福石は、お宮参りの際に神社からもらうのが一般的です。

産土神社でもらうのが一番よいですが、
近所の川原などにあるものでもかまいません。

無い場合は河原など近場で拾ったものでも構いませんが、
よく洗って清潔にしましょう。

・お食い初め用の食器

お食い初めの食器は、
お椀は漆器や素焼きのもので、
男の子用は全部が朱塗り
女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものが基本です。

お食い初めでは、お椀は漆器や素焼きのものを使い、
お箸は柳の白木を使います。

お膳は、お宮参りのときに神社から贈られることもあります。

器の色が男の子用と女の子用で異なるので、
用意するとき間違えないようにしましょう。

男の子用は朱塗り、
女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものが基本です。

なお、地方によって逆のところもあるので、
わからない場合は家族や親戚に確認しましょう。

お食い初めの食器だけをレンタルできるサービスもあります。

お食い初めの食器を用意するのが難しい場合は、
利用してみてもよいでしょう。

最近は、その後の生活にも役立つ、
離乳食用のプラスティック器などで代用するケースもあります。

・祝い箸

祝い箸とは、
柳でつくられた、両端が細くなっているお箸のことで、
縁起が良いとされています。

お宮参りでご祈祷していただいた際に、
神社によっては祝い箸や歯固め石を授かるところもあります。

お店で購入する場合は、
箸の専門店や百貨店などで取り扱っていますので、
お店の方に聞いてみましょう。

また、お正月の時期であれば、
スーパーなどでも取り扱っていることがあります。

箸袋のデザインは多種多様ですので、
ご自分の好みで自由に選びましょう。

あとがき

赤ちゃんの歯が生え始める生後100日目頃にお祝いする儀式、
それがお食い初めです。

「赤ちゃんが生涯食べることに困らないように」と願い
赤飯や尾頭付きの鯛などのごちそうを食べさせるまねをして、
家族みんなでお祝いをしてあげましょう。

それぞれの家庭に合わせた形で、
赤ちゃんの成長をお祝いができるとよいですね。

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