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水掛け論の語源や意味とはなに?類語や言い換えの言葉 堂々巡りとの違いは?

『水掛け論』という言葉についてですが、
私は「鶏が先か、玉子が先か…」とういう、
争っても、結論のでないものの様な気がしています。

「それって水掛け論ですね」と言った事もありますが、
実際は、どういう意味で、
どんな時に使うのか、調べてみました。

また『水掛け論』という言葉の類義語や言い換えの言葉について、
そして『水掛け論』の類義語である『堂々巡り』という言葉についても
その違いとともにまとめてみました。
  

水掛け論の語源や意味とはなに?

水掛け論の言葉の意味ですが…

両者が互いに自説にこだわって、いつまでも争うこと。

また、その議論。

互いに自分の田に水を引こうと争うことからとも、
水の掛け合いのように勝敗の決め手のない論争の意からともいう。

という様に、結論のでない争いの事なんですね。

両者、譲らずといったところですね。

水掛け論という言葉の由来や語源とは、

実は、この言葉は、実際に水のかけ合いをする、
「水掛聟”(みずかけむこ)」という狂言が由来と言われています。

「水掛聟(みずかけむこ)」とは、
日照りが続いたある日、
隣り合わせの田を持つ舅(しゅうと)と婿(むこ)が、
自分の田に水を引こうとして口論になり、
いつまでも言い争った挙句、互いの顔に水を掛け合いました。

舅の娘で夫の配偶者である妻が仲裁に入りますが、
最後は婿である夫と一緒になって、
父である舅を突き倒して終わると言う話なのだそうです。

一説には水掛け合いのように勝敗が決まらない論争の意味から、
「水かけ論」と言う言葉が生まれ、
その後、「水掛け婿」の話が作られたとも言われていますが、
さて、どちらが先なのか、これも水掛け論になりそうです。

水掛け論の類語や言い換えの言葉はなに?

水掛け論という言葉の類義語と、その意味を紹介します。

★平行線を辿る(へいこうせんをたどる)

「平行線を辿る」の意味

「平行線を辿る」には、
「互いに対立したままで、話し合いの決着がつかない」
または「いつまでも意見が対立した状態が続く」という意味があります。

「話し合いが平行線を辿る」という時は、
お互いの意見が対立したままで、
決着がつかないという意味になります。

口喧嘩などが始まると、お互いが自分の意見をひっこめず、
相手の意見を受け入れないため、
決着がつかなくなる時があります。

このような時は、「平行線を辿る」という言葉を使ってみましょう。

★押し問答(おしもんどう)

「押し問答の意味」

「押し問答」には、
「互いの主張を譲らず、言い張ること」という意味があります。

例えば、街中で、肩がぶつかった者同士が、
「お前が悪い」「お前こそ悪い」と言い張る時、
どちらも主張を譲らないため、
「押し問答」になるケースが多くなります。

★堂々巡り(どうどうめぐり)

「堂々巡りの意味」

「堂々巡り」には、
「同じ考えや議論が、何度も繰り返されて、少しも進まないこと」
という意味があります。

話し合いをして解決しようとしたのに、
何度も同じような話をするだけで、前向きな意見が出ない時、
「堂々巡り」に陥っていると言えるでしょう。

ここで、平行線を辿る、をつかった文例を紹介します。

・「話し合いが『平行線を辿り』、すでに3時間が経過した」

この例文のような、
つらい話し合いの席に出席したことがあるかもしれません。

お互いの意見が対立し、その状態が継続する時、
「平行線を辿る」という言葉を使ってみましょう。

このような時は、場の雰囲気を変えるため、
食事の時間を取ったり、
休憩時間を設けるなどするといいかもしれません。

・「子育てについての夫婦の意見が分かれて、『平行線を辿る』」

この例文のように、子育ての方針などについての話し合いは、
対立する可能性が高そうです。

どちらが間違っているわけでもなく、簡単に引き下がれないため、
「平行線を辿る」と、解決まで時間がかかるかもしれません。

類義語の、平行線を辿るの使いかたを見ると、
水掛け論の使いかたも分かるような気がします。

水掛け論と堂々巡りとの違いは?

先ほどの類語後でも紹介した「堂々巡り」との違いを見てみましょう。

まず「水掛け論」の意味は…

「水掛け論」という言葉には、
「自分の主張にこだわるため、際限なく続く議論」という意味があります。

どちらも主張を譲らず、議論が終わる気配がない時、
「水掛け論になっている」などと指摘します。

でしたが…

「堂々巡り」の意味は…

同じようなことの繰り返しで、物事が進展しないことという意味でした。

「水掛け論」と「堂々巡り」の違いを説明したいと思います。

水掛け論の文例を見てみましょう

★国会での水掛け論ほど、時間の無駄はないと思っている。

★彼女とは相性バッチリなのに、半年に一度は水掛け論がエスカレートする。

★短気な人は水掛け論が好きな印象だ。

★言ったと言わない、やったとやらない等々、
水掛け論ではありきたりな言葉を延々使う傾向もある。

★最近の店員さんは、
クレーマーなどが多く水掛け論の相手をするので気苦労しそうだ。

堂々巡りの文例です。

★終電の時間がなければ、堂々巡りの会話はいつまでも続いただろう。

★頭の中でもやもやした思いが堂々巡りをするうちに、授業が終わっていた。

★自分一人でいくら考えてみても、堂々巡りを繰り返すばかりだ。

★堂々巡りから抜け出せない思考に嫌気が差した。

この様に、水掛け論は、終わりのない話し合いで、
堂々巡りは
ウンザリ、呆れる、疲れる、などのニュアンスを伴うことが多いようですね。

あとがき

水掛け論の意味や用法について深掘りしてみました。

意外に、本当の意味を知っているような、
知らない様なことばかりでした。

「水掛け論」だけではなく、
さまざまな類語や対義語など、
うまく活用して表現の幅を広げていただければと思います。

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