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チューリップの球根を植える時期はいつ?寒冷地での植え方と鉢植えの置き場所は?

春の花の代表ともいえる、チューリップは、
色とりどりの花が咲きとても可憐な花ですね。

チューリップの花の歌がありますが、
それくらい親しみやすいお花なんでしょうね。

私も、チューリップの花は大好きです。

が、しかし、
何度か植えてみましたが、どれも枯れてしまいました。

何が、悪かったのでしょうね。

それからチューリップの植え方について勉強しました。

チューリップの、植え方について考えてみましょう。

  

チューリップの球根を植える時期はいつ頃がいい?

チューリップは秋に植えると春に花を咲かせる植物です。
春を過ぎると花は枯れはじめますが、
球根は生き続けています。

上手に育てると、
1つの球根で何年も花が楽しめるお花なんです。

チューリップの球根を植えるなら、10〜11月がおすすめです。

市場には夏の終わり頃から1個100〜200円ほどで出回り始めます。

そして、チューリップの球根を植えつける適期は、
「紅葉が見頃を迎える頃」と覚えておきましょう。

年によって数日の違いはありますが、
北海道や東北地方では10月上旬から下旬以降、
北陸や中国日本海側地方では10月下旬から11月上旬以降、
関東や東海地方・近畿・瀬戸内海沿岸では11月上旬以降、
九州地方では11月下旬以降が目安です。

チューリップは寒さに強いため、
多少時期が遅れても問題ありませんが、
あまり遅くなると花が咲きづらくなってしまいます。

遅くとも年内に植えつけを完了させてください。

🌷球根の選び方

チューリップの球根は、栗のような形をしています。

お店で購入する場合は、
手に乗せてずっしりと重みがあって身が詰まっているものを選びましょう。

また、汚れや傷がないかもチェックしてください。

🌷植えつけ前の球根の準備

球根を植えつける前に、
球根の下、発根部を確認します。

発根部が茶色い皮に隠れている場合は、
皮を剥がしておきます。

こうすることで発根がスムーズになります。

ただし、
うまく剥がれないものは球根を傷つけてしまう場合がありますので、
無理に剥がそうとしないでそのまま植えつけましょう。

チューリップの球根を植える時 寒冷地での植え方は?

寒冷地のチューリップの育て方の注意点です。

根の植え付けを紅葉の見頃から終わりまでの10月中に行う

球根を少し深めに植える。

霜柱に球根が押し上げられても土から出ない深さが必要です。

少し深めに植える(深さの目安は球根3個分)

雪が積もると土の湿度と温度が安定し、
球根にとって良い環境になるため室内に入れる必要はありません。

沖縄の様に、紅葉しない地域の育て方ですが…

沖縄などの温暖な地域では、
チューリップの育て方に、寒冷地とは違ったコツがあります。

植えつける前に
「冷蔵庫で1ヶ月~2ヶ月保管する」ことがポイントです。

チューリップは10℃前後の寒さに最低1ヶ月以上置き、
しっかり寒さにあてることで花芽が育ちます。

温暖な地域では球根をその環境に置くことができないため、
冷蔵庫を利用します。

1月に入ったら土に植えましょう。1ヶ月ほどで芽が出てきます。

チューリップの球根を植える時 鉢植えの置き場所に最適なところは?

チューリップは、日当たりが良く、
ある程度寒いところの方がよく育ちますので、
温室などに入れず、野ざらしが適しています。

ただ、乾燥には弱いので、
土の表面が乾いてきたら、水をあげるようにしてください。

ここで、チューリップの水栽培の方法、紹介したいと思います。

チューリップは、水栽培できるんですよ。

🌷育て方

🌷① 
球根を新聞紙に包み、冷蔵庫で1ヶ月~2ヶ月保存する。

🌷②
冷蔵庫で数ヶ月保存した球根を取り出し、
土がついている場合はきれいにとり、
根が出る部分の茶色い皮も丁寧にはがす。

🌷③
水栽培用の容器に根ぐされ防止剤(ミリオンなど)を入れ、水を足す。

🌷④
水栽培用の容器に球根を置き、
水の量は球根の根元が少しふれる程度に調整する。
(水につかり過ぎると腐れるため要注意)

🌷⑤
芽が出るまでは水の量を毎日観察し、
根元が少し水に触れる程度に水を足す。

🌷⑥
水の取りかえは1週間に1回ほど。
根ぐされ防止剤は交換不要で、
水の量も根の先端がつく程度に減らしていく。

ポイントは、球根の芽が出るまでは暗くて涼しい場所に置き、
芽が出たら明るい場所で育てます。

風通しのよいところに置くのがよいですが、
暖房の風は苦手です。

根が底についたら水を7割まで減らし、空気の層をつくります。

そして、
植えっぱなしでもチューリップを咲かせる育て方も紹介します。

🌷プランター(鉢植え)の場合

🌷①
花が終わった後は花を切り、
葉が黄色く枯れるまで水やり・追肥をする

🌷②
葉が枯れたら葉を切りとる。

🌷③
植木鉢を雨や水のかからない涼しく風通しのよい場所に移動させ、
夏を過ごさせる。

休眠中の球根をぬらさないのがポイント。

🌷④
新しい葉が見頃になったら水やりをスタートする。

🌷地植えの場合

①~②までは鉢植えと同じです。

涼しい地域では、植えっぱなしでも咲くこともありますが、
その他の地域では、
夏の暑さで球根が腐る可能性が高くなるので注意が必要です。

意外に、ほったらかしてても良いという、チューリップの育て方、
水やりには注意が必要ですが、
何度も失敗した私も、再挑戦してみようかなと思いました。

あとがき

基本のチューリップの育て方を紹介しました。

チューリップを育てるのは意外と簡単ですが、
数ヶ月かかるロングランの作業です。

しかし、
芽が出た時の感動はガーデニングの醍醐味といえそうですね。

球根を手のひらにのせ、
ぽってりとした重みを感じることから始めてみたいと思います。

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