一般的に料理を美味しくするといわれる「下ごしらえ」は、
めんどくさくて、ついつい省いてしまいがちです。
ですが、ちょっとしたカットの技術やひと手間で、
断然美味しさに差がつくそうですよ。
今回は、野菜の下ごしらえが面倒な人の、
時短する工夫と手抜きできるグッズを紹介したいと思います。
野菜の下ごしらえが面倒な人は何が一番嫌いか?
面倒だと言われている、
野菜の下ごしらえは下記の通りです。
・「キャベツの千切り」
・「玉ねぎのみじん切り」
・「ごぼうを洗い、皮をこそげとる」
・「ごぼうをささがきにする」
・「大根おろし」
・「かぼちゃを切る」
・「じゃがいもの皮を剥く、芽を取る」
・「しょうがをおろす、みじん切りにする」
・「大根の千切り」
言われる通り、どれもめんどくさいですね。
できれば避けたい下ごしらえばかりです。
カット野菜で済ませるものは、
カット野菜ですませてしまいたいと思ってしまします。
上記に挙げた、
面倒だと言われている、野菜の下ごしらえは、
実は1位から順にならんでいます。
1位は、たけのこの下茹でですが、
これはよく分かります。
ご近所さんから、掘りたてのたけのこを頂いた時は、
嬉しい様な、
面倒な物を頂いた様な気持ちになります。
玉ねぎのみじん切りも、面倒ですが、
その前の、皮を剥くのも面倒です。
じゃがいもの皮を剥くのも同様です。
忙しいとなかなか料理に時間をかけられません。
料理の段取りを考えてみると、
火にかける時間や盛り付ける時間よりも、
実は洗う・皮をむく・切るなど、
下ごしらえに時間がかかっていますよね。
野菜の下ごしらえが面倒な人の時短する工夫は?
時短になる下ごしらえを紹介したいと思います。
①洗う
買ってきた野菜は全て洗ってしまいます。
洗って水気を切っておくだけでも、
すぐに料理に使うことができます。
レタスなど生で食べる野菜は、洗って水気を切ります。
葉を切ると色が変わってしまうので、
そのまま保存袋に入れて冷蔵庫に入れておきます。
②切る
すべての食材は切ってから保存しておくと便利です。
食材は汚れがつきにくいものから順に切っていきます。
葉物野菜→根菜の順番です。
汚れの程度が少なければ、
まな板と包丁をキッチンペーパーでさっと拭いて、
次の食材を切ります。
また、野菜は切り分けておくと、
後々のメニューが広がります。
キャベツなら、千切りと野菜炒め用と汁物用にします。
にんじんなら短冊切りと輪切りと、
乱切りなどにしておきます。
最初は切り方に悩むかもしれませんが、
あまり難しく考えずに、
作ることが決まっているメニューや、
思いつくメニューに合わせて切っておきます。
肉と魚はすでに切ってあるものを買うと早いのですが、
まとめてパックしてあるものなどは、
お値段も安くなっていますので、
購入する機会も多いですね。
切ってから調理したいものは、
すぐに切っておきましょう。
鶏肉を唐揚げに、などの場合は、
キッチンバサミで切るのも時短になります。
③火を通す
さっと火を通した野菜があると、
簡単に和え物や、
付け合わせなどを準備することができるので、
オススメです。
大きめの鍋やフライパンにたっぷりのお湯を沸かし、
もやしなど細かいものはザルに入れて、
さっとお湯にくぐらせます。
そのまま同じ鍋でキャベツ→ブロッコリー→ほうれん草と、
アクの少ないものから順に火を通していきます。
お湯を沸かす際には、
他にまとめて火を通すものがないかと、
冷蔵庫を見てみるのも良いですね。
④下味をつける
火を通した野菜はそのままでも構いませんが、
塩を加えておくのがおすすめです。
日持ちもしますし、水分が抜けて食べやすくなります。
そのまま食べてもいいですし、
レモンやポン酢をかけてサラダ感覚で食べても、
美味しい副菜になります。
⑤電子レンジを使う
下ごしらえの時短といえば電子レンジ、
という方も多いのではないでしょうか。
切っておいた野菜をレンジにかけて温野菜に、
豆腐の水切りに、
乾物を戻すのに、
鶏肉を酒蒸しになど、
時短料理に電子レンジは欠かせませんね。
野菜の下ごしらえで手抜きできるグッズは?
ご飯の準備は、毎日のことなので、
ささっと準備して美味しく食べたいですよね。
でも意外と面倒臭いのが下ごしらえ。
便利なグッズを紹介したいと思います。
★キャベツピーラー
キャベツの千切りって難しいですよね。
お店のような細くて美味しい千切りは技術も必要だし、
包丁の切れ味も大事です。
KHS 手のひらキャベツピーラー 日本製 キッチングッズ アイデアグッズ 貝印 手のひら キャベツ ピーラー … 貝印手のひらキャベツピーラーの口コミ!撫でるだけでで千切りが簡単に! - ごきげんさん! |
でもこの「キャベツピーラー」なら、
キャベツを撫でるように切るだけで、
お店で出てくるようなふわふわ千切りが簡単にできます。
★フルベジ ピコ ヘタ取り
トマトのヘタは、
奥に深いので意外に取り辛いものです。
この「フルベジ ピコ ヘタ取り」があると、
爪切りのような感覚でパチンと綺麗に取れるので、
気持ちよく下ごしらえする事ができます。
トマトだけではなくて、
苺のヘタやジャガイモの芽なども簡単に取れてです。
★ピーラーグローブ
長いごぼうは、
調理するのが難しくて敬遠しがちです。
このピーラーグローブは、
手袋でゴシゴシするだけで、
野菜を洗う感覚で皮がむける優れものです。
★ぶんぶんチョッパー
テレビでよく紹介されているので、
ご存じの方も多いと思います。
みじん切は、細かい作業で、
特に玉ねぎをみじん切りにする時は、
涙は出が出たり、食材がまな板から転がっていったりと、
とにかく面倒くさいです。
ぶんぶんチョッパーなら、食材を入れて、
取っ手を引くだけで、超簡単にみじん切りを作られます。
★にんにく皮むき器
これがあれば、手がにんにく臭くならず、
皮が簡単に剥けます。
★ピーマン・パプリカのヘタ取り
形を維持したままタネとヘタを取り除けるので、
輪切りにしたい時や丸ごと肉詰めにしたい時に便利です。
スポっと取れるので、楽しさもあります。
★トマトピーラー
包丁だと難しいトマトの皮むきを、
軽い力でスーッとむくことが出来ます。
トマトの皮むきは、
お湯を沸かしたり、火であぶったりととても面倒ですが、
これがあればきれいに皮が剥けるのと、時短になります。
紹介した、グッズの中から、
今、話題の「ぶんぶんチョッパー」を使った
簡単レシピを紹介したいと思います。
■お豆腐ミートスパゲティー
【材料】
凍らせた豆腐 約300g(木綿豆腐を冷凍庫で凍らせておきます)
玉ねぎ 1玉
塩こしょう お好みで
ケチャップ お好みで
【作り方】
①豆腐を自然解凍、又はレンチンで解凍し、
手で押して適度な水切りをします。
②ぶんぶんチョッパーで、
みじん切りにした、玉ねぎのみじん切りを炒め、
色見が付いたら細かくした豆腐投入します。
③味つけ、今回は手軽に使えるミートソース素を使いました。
④パスタを茹でてミートを乗せて完成です。
ミートソースの素を使っていますので、
味の調整は、
塩コショウやトマトケチャップで、
お好みの味に仕上げて下さい。
■簡単コールスロー
【材料】
キャベツの葉 2枚
ピーマン 1個
人参 3.4センチくらい
玉ねぎ 隠し味で少量
マヨネーズ お好みの量
塩、コショ 少々
お酢 大さじ1
サラダ油orオリーブオイル 大さじ1
【作り方】
①野菜と調味料をぶんぶん容器に投入します。
詰め過ぎない様にしましょう。
②ぶんぶんします。
③20~30分そのまま置きます。
キャベツがしんなりして美味しくなります。
お好みで、バジルや、コーンを入れて下さい。
あとがき
育児や、家事で忙しい時に、
野菜の下ごしらえが時短できれば、嬉しいですよね。
お料理のレパートリーも広がりますし、
台所に立つのが楽しくなると思いますよ。