広島の郷土料理 煮ごめに入っている具材は?煮ごめ汁の由来は何でいつ食べる精進料理
広島の郷土料理の「煮ごめ」子供の頃に食べたかも知れないな~というくらい記憶にないですね。母親が、関西の人なので、広島の郷土料理の郷土料理には、あまり縁がないんです。煮ごめではなくて、のっぺという煮しめがあるのですが、それは、知りあいに教わったので知っています。煮ごめって、どんな料理なのでしょうか?まず「煮ごめ」とは?ですが…煮ごめ(にごめ)は、広島県の広島湾沿岸~芸北地域で作られる郷土料理のことで、精進料理の一つです。親鸞様の命日の前日である1月15日御逮夜(おたんや)前後の3日間にわたって食べます。これを食べて、体が温まったところで、寺へお参りに行くのが安芸門徒の習わしでした。(安芸地方を中心とする浄土真宗本願寺派の信徒)このような宗教的理由から、肉や魚介類などのいわゆる「生臭もの」は使いません。煮ごめは、親鸞聖人の命日に食べるものなのですね。