あずき茶の効果が凄いと聞いて作ってみた!残ったあずきも工夫次第で美味しく食べられる

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あずき茶をご存じですか?

あずき茶の効果が凄いんです!

小豆といえば、お赤飯や和菓子に使われているあんこなどで、
日本人にはなじみの深い食べ物ですが、
実はとっても優れた健康食品なのです。

小豆の原産地は、東南アジアといわれていて、
日本へは3世紀ごろ、
中国から朝鮮半島を経て伝わってきたということです。

8世紀に書かれた『古事記』や『日本書紀』にも、
小豆について書かれていますし、
宮中の儀式や年中行事に使われ、
日本では古くから親しまれてきた食材です。

おめでたい日にはお赤飯を炊くという風習が残っているくらい、
小豆はハレの日の食べ物としてお馴染みなのですが、
縁起担ぎの意味だけでなく、
漢方でも『腎を補う食材』として用いられています。

アンチエイジングやダイエットに、
あずき茶の効果が凄いといわれる理由をお伝えします。

  

あずき茶の効果が凄い!

あずき茶がカラダにいいといわれる理由
それは小豆に含まれるサポニンです。

小豆に含まれるサポニンは、
コレステロールや中性脂肪の増加を防いでくれます。

また、体内の余分な塩分を排出するカリウムとともに、
小豆には利尿作用があるサポニンが豊富で、
ダイエット効果が期待できるのです。

あずき茶を食事と一緒に、こまめに飲んでみてはいかがでしょうか。

あずきに含まれるサポニンという成分には、血流をスムーズにし、
血栓を作りにくくする作用があります。

体中の細胞に、酸素や栄養を運ぶ毛細血管の血流がよくなることで、
冷え性対策に役立ちます。

わたしたちの体内には、
ウイルスや細菌から体を守ってくれる免疫細胞が数多く存在します。

そのなかのひとつである「ナチュラルキラー細胞」は、
サポニンによって活性化するといわれており、
免疫力を高める作用が期待されています。

小豆にはヘモグロビンの構成成分として、
貧血対策に役立つ鉄分が豊富に含まれています。

しかし、豆類に多く含まれる鉄は非ヘム鉄で、
それだけではあまり吸収率がよくありません。

ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂ると、
吸収率がアップします。

また、
ヘモグロビンを生成するために必要な酵素は銅からできているため、
貧血を緩和させるためには、鉄だけでなく銅も重要なんですが、
あずきには銅が豊富に含まれています。

脂肪の蓄積を抑えるサポニンには、
吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合体するのを防ぎ、
余分な脂肪として蓄積されるのを抑制するはたらきがあるため、
肥満対策に役立ちますよ。

またサポニンには、
血中の中性脂肪やコレステロールの増加を抑える作用があります。

あずきに含まれるビタミンB1は、
糖質からエネルギーをうみ出す「代謝」をサポートする役割があります。

炭水化物(糖質)は体内でエネルギーに変換され、
体を動かしたり頭をはたらかせたりするのに使われます。

さらにあずきには、
カリウムという成分が豊富に含まれています。

このカリウムは、体内の水分バランスや細胞の浸透圧を、
維持・調整するはたらきがあります。

カリウムは食塩(ナトリウム)の排出を促してくれるため、
むくみ対策につながります。

また、サポニンには利尿作用があり、
こちらもむくみの予防に役立ちます。

あずきには100gあたり130mgのマグネシウムが含まれており、
神経の興奮を抑えるはたらきがあります。

ストレスや過度な緊張状態が続くと、
マグネシウムが尿中に排出されてしまいます。

マグネシウムは現代の食生活やライフスタイルでは不足しがちで、
積極的に摂りたい栄養素です。

あずき茶の簡単な作り方は?

さっと水洗いした小豆に対して、約20倍の水を、
半分くらいになるまで煮込む、それだけです。

私は、家族3人で実践しているので、
けっこうたくさん作るのですが、
150gの小豆で、
3リットルの水が1.5リットルになるくらいまで煮込みます。

途中、あずきを一粒取り出して、
指でつぶすことができればいい感じです。

ザルで濾して、ペットボトルなどに詰めて冷蔵庫で保存します。

あずき茶には、あずきを煮出したときに出る煮汁を飲むタイプと、
小豆と熱湯をポットに入れて、
一晩おいてあずき茶を作る方法があります。

あずき茶は、熱湯で煮出して飲む方法が一般的です。

ポットで作る方法は、小豆の煮汁は豆のえぐみが強く出るのと、
残った小豆が、あまり柔らかくなかったので、
やっぱり煮出して作ることにしました。

あずき茶を作り始めたころは、
普通に小豆を煮出して作っていました。

小豆自体は大好きだったので、無理なく飲めたのですが、
さすがに少し飽きてきて、
そうなると、小豆のにおいが気になったりしてきます。

小豆の煮汁にコンソメを入れて、
小豆のコンソメスープにして飲むと、美味しくいただけます。

また、あずきを煮出した煮汁が熱いうちに、
紅茶のティーバックを入れることで、
冷めても美味しいアズキ紅茶をいただくことができます。

小豆を煮る前に乾煎りすると、
渋みや苦味が出にくくなります。

作り方はあずきを鍋で香りがでるまで炒ったあと、
水を加えて沸騰したら、20~30分かけて煮出します。

それをざるで濾して完成です。

あずき茶の飲み方は?

あずき茶は、飲む量に制限はありませんが、
利尿作用があるので、
トイレが近すぎて困るというときには控えるようにしましょう。

食事の前にコップ一杯を飲むようにすると、
食事の量も抑えられて、ダイエットになります。

コンソメ仕立てにした場合などは、
塩分の取りすぎに注意しましょう。

あずき茶で残ったあずきの使い方

煮出したあとのあずきは、
煮物やサラダに利用したり、ごはんに混ぜたりと、
無駄なくいただきましょう。

あずき茶を作って残った小豆でも、
食物繊維がたっぷりとれて便秘解消に持って来いです。

ひき肉の代わりに、
ギョウザやハンバーグ、ロールキャベツを作るとき、
ミートソースやマーボー豆腐を作るときなど、
ひき肉の量を減らして、煮出した後の小豆を使ってみましょう。

煮出したあとのあずきは、
ポリフェノールやビタミンB群などは煮汁に出ますが、
煮た後の小豆にも食物繊維や鉄分など、
有効成分はたっぷり残っています。

無駄なく食べるようにしましょう。

そのままサラダにかけたり、
カレーやシチューに入れても美味しくいただけます。

お肉を減らした分、カロリーも脂肪分も少ないので、
ダイエットに大活躍してくれますね。

あとがき

私はケーキやシュークリームなどの洋菓子も好きですが、
小豆で作ったあんこたっぷりの和菓子も大好きです。

ただ、そういった甘いものを食べたいのは山々なんですが、
太りたくないから我慢していました。

今は家族そろってあずき茶で健康管理しています。

残った小豆を使って、
お砂糖控えめのあんこを作ってみました。

コレがなかなか美味しかったので、
残った小豆の使い方を、
もっと考えてみようと研究中です。