瀬戸内では、柑橘系フルーツの栽培が盛んです。
八朔の生産量も多くなっています。
広島は瀬戸内の温暖な気候に恵まれた、
柑橘類の生産量第一位を誇る県です。
豊富な種類の柑橘類は、
ジューシーな甘みとフレッシュな味わいを持ち合わせた、
自慢の名産品です。
八朔の発祥の地として有名な因島は、
瀬戸内海に浮かぶ広島県の島の1つです。
近年、
サイクリングコースとして有名になった、
しまなみ海道を経由する島の1つでもあります。
因島大橋ができてから、陸路を使っての流通が盛んとなり、
はっさく大福など賞味期限が短い特産品も、
より多く全国へ流通させることも可能となりました。
また、
しまなみ海道を使用することで、
船だけでなく陸路からもアクセスしやすくなりました。
その為、広島県内からアクセスが容易となり、
観光スポットして人気が上がっています。
デートの合間やサイクリングの休憩にも、
はっさく大福を楽しむことができるようになったので、
短い賞味期限を気にせず、その場で大福を楽しめるようになりました。
はっさく大福は、
いちご大福の代わりに八朔の実が入っています。
みかん大福のように、
八朔がまるごと入っている大きな大福を想像する人もいるかもしれませんが、
はっさく大福は、2房分程度入った手のひらサイズの大福です。
元祖はみかん餅に包まれており、
餡をこしあんか白餡か選べるお店など、
お店ごとにこだわりのはっさく大福があります。
はっさく大福は広島のかしはらが発祥?!
まず、もち菓子のかしはらをご紹介します。
はっさく大福の元祖は広島県の因島だと言われています。
平成元年から3年の月日をかけて開発されました。
もち菓子のかしはらでは、元々みかん餅を作っており、
それを外皮として白あんと八朔の実を包んだのが、
はっさく大福の始まりです。
こちらのはっさく大福は、
ソムリエの田崎真也さんが書籍で紹介するほどで、
有名人にも人気のはっさく大福です。
こちらのもち菓子のかしはらは、
2013年に因島から広島市内に店舗が移転しています。
広島市の観光の後に簡単に購入できるので、
広島市内で買う場合はおすすめです。
1つ160円と、手頃な値段もお土産として人気の理由の一つです。
電話で取り置きも可能ですし、
広島市中区の中電病院や尾道市民病院でも、
曜日限定ではっさく大福を購入することが可能です。
広島駅や宮島サービスエリアなど、
広島の主要な場所に取扱が多いため、もち菓子のかしはらは、
広島で有数のはっさく大福のお店として有名になりました。
どこにでも売っているので、とても買いやすいはっさく大福です。
はっさく大福は広島や因島と尾道と食べ比て見て!
八朔は、主に因島で作られています。
その八朔を使ったはっさく大福も、
因島が発祥の地とお伝えしました。
因島は、尾道市因島なので、
尾道のはっさく大福は、因島のはっさく大福と味の差はないのですが、
はっさく大福の有名店を紹介してみようと思います。
★もち菓子のかしはら
先ほども、ご紹介しました。
1941年創業、
元祖はっさく大福の餅屋「もち菓子のかしはら」さんです。
因島はっさく屋・尾道昇福亭の師匠・柏原伸一のお店です。
八朔発祥の地、
因島田熊町から広島市へ引っ越してきました。
広島県広島市西区観音町9−4に、お店があります。
もち菓子のかしはら
「広島の大福 元祖はっさく大福
この大福は10度から15度位が美味しく食べられます。
温度により硬さが変わります。
冷蔵で保存しお好みの硬さで期限内にお召上がりください。」との事です。
★はっさく屋
全国に発送しているはっさく大福を製造しているのが、
さくみちゃんをイメージキャラクターにしているはっさく屋さんです。
もち菓子のかしはらの店主の弟子に当たる人が作成しており、
因島大橋記念公園内に店舗があります。
作り方もみかん餅に包むやり方も同じなので、
因島の景色を見ながら食べたい場合はこちらの店舗をおすすめします。
広島県尾道市因島大浜町246-1(因島大橋公園内)にお店があります。
はっさく屋
おはようございます。
大変長いお休みを頂いてしまい申し訳ございません。
5月15日(水)より営業再開となります‼︎
沢山の方にご迷惑お掛けした事、深く深くお詫び申し上げます。
今後とも宜しくお願い致します。— はっさく大福のはっさく屋(広島県因島) (@hassakuyahho) May 13, 2019
★昇福亭
こちらは、あんこが2通りあるはっさく大福屋です。
こしあんと白餡があるそうです。
こちらはつきたてのお餅を使用していますが、
他の店舗と異なり
外皮がみかん餅ではないので見た目は白いです。
当日食べたほうがつきたてのお餅の風味を楽しめるので、
おすすめです。
賞味期限に限らず、
当日食べたほうがおすすめのはっさく大福専門店です。
ここは、尾道市にある「はっさく大福」の和菓子店です。
長江店さんと千光寺道店さんの2店を尾道市でされています。
「はっさく大福」を提供されているお店屋さんは尾道にたくさんあり、
元祖店で、
ソムリエ世界一の田崎真也さんもお薦めされている「かしはら」さんや、
「お土産お菓子K-1グランプリ」で1位を受賞された「はっさく屋」さん、
などがあるのですが、
かしはらさんは尾道市から広島市へ移転、
はっさく屋さんは因島にあるので、
尾道散策で実際に行き易いのは「昇福亭」さんだと思います。
昇福亭 長江店
広島県尾道市十四日元町2−17
0848-37-2299
昇福亭 千光寺道店
広島県尾道市東土堂町11-24
0848-24-5755
★柑橘屋
贈答用のはっさく大福をお探しならおすすめです。
オンラインショップをしているので、
店舗に買いに行くと人がいないということもあるそうです。
松山ケンイチさんが食べたということで有名な、
はっさく大福のお店のようです。
店舗で買うと3つで810円、
オンラインショップで買うと6個で2160円と他の店舗よりも高いですが、
原料にはこだわっています。
広島県広島市南区京橋町5-12ここにお店があります。
柑橘屋
製造元は、尾道市糸崎です。
主なお店を、ご紹介しました。
先日、柑橘屋さんの、はっさく大福を購入しました。
白あんの甘さと、八朔のさっぱり感とほろ苦さがベストマッチで、
緑茶によく合います。
気を付けないと3個4個と食べてしまいそうです。
美味しく、頂きました。
はっさく大福の販売期間と賞味期限は?
はっさく大福の賞味期限は、
おおむね3日くらいだと言われています。
販売期間を、調べてみました。
はっさく大福に使われている八朔は、
因島産の八朔です。
八朔は寒い2月から3月に収穫し、
1ヶ月程度熟成させると甘みが増します。
暖かくなると八朔に傷みが発生するので、
はっさく大福も6月頃から10月頃まで生産を止めている店舗もあります。
はっさく大福の販売時期は、
八朔の状態によるのでその年ごとに異なりますので、
店舗に確認してみましょう。
![](https://reiwa-jidai.net/wp-content/uploads/2019/05/kawarimomiji.jpg)
あとがき
私の様に、近くにお店がある方は、
すぐに食べる事ができますが、
はっさく大福は気になるけど、
現地まで行けないという人はネット通販で買うことが可能です。
ただ、中身の八朔は愛媛産が多く、
因島産のものはAmazonでは、
尾道産として紹介されているもの以外はあまりないようです。
Amazonで注文した場合は、賞味期限が3日なので、
届いたその日に食べる必要があるので、注意しましょう。
また、
サイズが通常のはっさく大福よりもかなり小さいようです。
商品紹介を確認すると、直径4センチという記載があるため、
ネットで手に入るのは、
一口サイズのはっさく大福しかないそうです。
もし、因島産のはっさく大福を食べたい場合は、
『もち菓子のかしはら』さんか、
『はっさく屋』さんへ、FAX注文することをおすすめします。
かしはらの餅菓子を広島から全国へお届けしています。
FAXにてご注文をお願いいたします
FAX番号 082-208-2237
以前、尾道に行った時に、
スイカ大福というのを見つけて、早速買って食べてみました。
程よい、スイカの甘味とスイカの香りがみずみずしく、
とても美味しく頂きました。
残念ながら、そのお店は閉店してしまったのですが、
尾道、因島には、フルーツ大福が色々とあります。
はっさく大福と一緒に、ご賞味ください。