エラスチンとは何で効果効能は?エラスチンがとれる食品や増やす方法は?

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elastin

コラーゲンと並んで、お肌の張りに欠かせない「エラスチン」は、
コラーゲンほど耳にしませんね。

ですが、とても大事な栄養素です。

エラスチンの構造上、研究が進みにくいとも言われ、
あまり知られていないエラスチンの効果、効能、
エラスチンが摂れる食品や増やす方法について解説します。

  

エラスチンとは何で効果効能は?

エラスチンはたんぱく質の仲間で、
よく知られている「コラーゲン」と同じように
人間や生き物の身体の中で、
様々な組織をかたち作る役目を担っています。

何と言ってもゴムのように伸び縮みをする性質が大きな特徴で、
じん帯や肺、血管、子宮など、
伸縮を必要とする部分に多く含まれています。

コラーゲンは強さ、
エラスチンは弾力性が特色といえます。

例えば、伸び縮みが必要な血管や肺などの組織には、
エラスチンの弾性がその特性を与えているのです。

もちろん、どちらも必要な成分です。

コラーゲンは体内でつくり出すことができるのですが、
エラスチンは出生前から赤ちゃんの時期までに生成され、
あとは年齢とともに壊れていくだけで、
基本的には再生しないと言われています。

その、現象として代表的なのはシミです。

そして、
肺の伸び縮みができなくなって肺気腫を患う、
血管の弾力性が衰えて動脈硬化になるといった
一般にいう老化や病気です。

これらのことから、
エラスチンの研究が進められる事になりました。

体の中で生成されないエラスチンを、
効果的に摂る方法を探しているのです。

エラスチンの効果や効能は、
エラスチンを効果的に取り入れる事ができれば、
上記の様な体の変化が改善されると思われます。

エラスチンがとれる食品は?

エラスチンは、
人間以外の豚や魚、牛、馬、鳥(ニワトリ)などの組織にも
多く含まれていることから、

生物にとってエラスチンは、
とても重要なたんぱく質だということがわかります。

沖縄では、
豚をあますところなく調理して食べることで有名です。

そして何より興味深いのは、
沖縄の方々が長寿であるということです。

現在、
エラスチンと健康長寿の関わりについて研究が進められています。

販売されているエラスチン関連商品は、
感染症のリスクがない
豚の血管や魚の動脈球由来で人体に安全なものを使用しています。

エラスチンは動物の血管やじん帯などに多く含まれているので、
もつ、スジ肉などを食べると、
エラスチンを摂取できることになります。

ですが、これらの食品は、調達しにくく、調理も大変です。

カロリーも高いので、
毎日となると摂取は難しいのが現状です。

野菜や果物には、含まれていない栄養素なので、
天然の物から摂取する事ができません。

最近は、エラスチンが肌の改善に役立つと言われています。

エラスチンを効率よく摂取するには、
水溶性で高純度のエラスチンを配合した
サプリメントなどを選ぶのが賢明だと思われます。

エラスチンの中には、
エラスチンにしか含まれていない特別なアミノ酸があります。

「デスモシン」と「イソデスモシン」です。

これらのアミノ酸は「架橋アミノ酸」と呼ばれています。

この2つが、
エラスチンを構成する物質を、
その名の通り、架け橋となってつなぎ、
エラスチンが成り立っているのです。

逆を言うと、
このデスモシンをイソデスモシンが入っていないと
「エラスチン」とは呼べません。

たくさんあるエラスチン関連商品の中でも、
この「デスモシン」と「イソデスモシン」が含まれていることが、
エラスチン選びの大きなポイントになってくると考えられます。

エラスチンを増やす方法は?

エラスチンは、
加齢・ストレス・紫外線などで減少していくことが報告されています。

また、一度作られると、
その後はほとんど作られることはないと言われており、
加齢などでエラスチンが減少してしまうと、
元には戻らずに減っていく一方だと考えられています。

エラスチンは、
加齢とともに減少していくとお伝えしました。

そして、
紫外線やストレスでの影響を受けると減少していくと言われています。

エラスチンを減少させないためには

・紫外線を浴びすぎない

・ストレスをため込まない

・バランスのよい食事を適量摂取する

これらに気を付けましょう。

「エラスチン」は、モツ、スジ肉、手羽先、軟骨、
カツオなどに多く含まれています。

意識して食事のメニューに摂り入れるとよいでしょう。

これらは、コラーゲンも含まれています。

これから紹介するものにはエラスチンを増やす効果があると言われています。

■ミネラル

ミネラルには、
エラスチンを生成する器官である
線維芽細胞を増やす効果があると言われているので、
エラスチンと合わせて摂取するのがおすすめです。

■ポリフェノールやビタミンC

エラスチンは線維芽細胞によって生成されますが、
体内に活性酸素が増えることで、
線維芽細胞が攻撃されて、上手く機能しなくなってしまいます。

■サプリメントを摂取する

サプリメントから摂ったエラスチンも、
そのまま皮膚に届くわけではありませんが、
食品よりも持続しやすいことから、
効果を実感できる場合もあります。

■化粧品を使う

エラスチンを肌に取り入れることで、
肌の細胞が含む水分の量を増加させて保湿させることは可能です。

しかし、老化して乾燥した肌に水分を入れても、
時間が経つと水分が蒸発してしまうので、
保湿効果は一時的なものとなるのです。

保湿性の高い、
セラミドと一緒に使う事をおススメします。

あとがき

エラスチンの研究は、遅れており、
まだ研究中です。

エラスチンは、一度失うと生成はできないので、
日頃の生活や、食べ物に気をつける必要があります。

健康な体や、
美肌の為にエラスチンを増やすことを心がけましょう。