肌がかゆくなる原因は乾燥?それともアレルギー?かゆみを止める方法と予防法は?

夜、布団に入って体が温まってくると、
かゆくなって寝られないということはありませんか?

かゆいのが我慢できなくてかいてしまうと、
もう、全身がかゆく感じだして止まらなくなり、
傷になるほどかいてしまうことってありますよね。

このかゆみの原因は何なのか、
かゆみを止めるにはどうすればいいのか、
また、かゆくならないようにするためにできることは何なのか。

肌のかゆみについてまとめました。

スポンサーリンク
  

肌がかゆくなる原因は乾燥?

『何だか肌がかゆい!』
とくに体が温まってくると、全身あっちこっちかゆみが広がっていき、
ちょっとかいてしまうと、止まらなくなって、
血が出て痛くなるまでかいてしまいます。

このかゆみの原因は、肌の乾燥にあるようです。

寒い時期、皮膚が粉をふいたように、
白くなっているのに気づいたことはありませんか?

肌がカサカサしたり、ひび割れをしたり、
もちろん、かゆくてたまらないという症状を感じたら、
『皮脂欠乏症』かも知れません。

皮脂欠乏症は『乾皮症』とも言われ、
皮膚の表面の脂が少くなることによって肌の水分量が減って、
乾燥が生じるというものです。

皮膚が乾燥し、
角質が剥がれてかゆみが出てくるのが最初の段階です。

この症状が進むと、亀の甲羅のように皮膚がひび割れ、
少し赤くなり、かゆみも強くなってきます。

さらにひどくなると皮脂欠乏症湿疹になってしまいます。

ここまでくると、
夜中に目が覚めるほどかゆみが激しくなってきます。

かゆみは、すねやひざ下、太もも、腰回りやわき腹によく現れます

皮膚の水分を保つのに必要なのは、
皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質です。

皮脂欠乏症になると、これらが減少することで、
肌が乾燥しやすくなってしまうのです。

また、皮脂欠乏症とまでいかなくても、
手がかゆい、顔がかゆい、足がかゆい…ということは、
日常茶飯事です。

しかし、これらのかゆみのメカニズムは、
まだはっきりと解明されていないのです。

現在わかっていることは、
皮膚の中にある『肥満細胞』が、何らかの刺激を受けることで、
かゆみを引き起こす『ヒスタミン』という物質を出すということです。

ちなみに、肥満細胞といっても、
肥満しているかのように大きいという意味で名付けられた細胞のことで、
肥満体系とは関係ないようです。

『かゆみを引き起こす何らかの刺激』というものが気になりますが、
刺激のひとつとして、
皮脂欠乏症をはじめとするアトピー性皮膚炎などの、
皮膚の病気があります。

それとは別に、
内臓の病気がかゆみを引き起こすこともあります。

たとえば、肝臓が悪くなると、眼球の白目の部分や手が黄色くなる、
いわゆる黄疸の症状が出ることは知られていますが、
この症状と全身のかゆみは併せてでることがあるそうです。

また、腎臓の病気とかゆみもかかわりがあります。

これは慢性腎障害や透析を行った際の合併症として起こるもので、
腎臓が悪くなったからと言って、
すぐにかゆみが出るわけではないようです。

肌がかゆくなる原因はアレルギー?

肌がかゆくなる原因は、肌の乾燥だけではありません。

肌の乾燥に気を付けていても、
秋から冬にかけての肌のかゆみは、
すべてが『皮脂欠乏症』とは限らないのです。

実は、肌がかゆくなる原因には、
花粉症の可能性もあるというのです。

花粉症というと春に現れる症状というイメージが強いのですが、
最近は、秋の花粉症も話題になっています。

秋の花粉症で、よく知られているのが
キク科の植物『ブタクサ』です。

目のかゆみ以外にも、
首や顔のかゆみなどもブタクサで起こることがあります。

このブタクサは、市街地などでも生息しているので、
知らない間に、ブタクサ花粉の危険にさらされているかも知れません。

スポンサーリンク

薬や金属、化学物質のアレルギー、
毛染めの薬品や化粧品によるかぶれでかゆくなることもあります。

その物質が自分の肌に合っているかいないかを知って、
自分の肌に合ったものを使うようにする必要があります。

こうしたかゆみの原因物質を特定するために役に立つのが、
皮膚かで行ってくれる『パッチテスト』です。

金属や医薬品、樹脂や化粧品、アロマオイル、ゴム、染料など、
どの物質によってかゆみが引き起こされているのかを知ることができます。

パッチテスト自体は、
皮膚科でいつでも受けられますが、
パッチテストを受ける間は2日間入浴が禁止されたり、
大汗をかいてはいけないなどの条件があります。

かゆみの原因を特定するために、パッチテストを受けるのでしたら、
夏場ではなく、秋から冬にかけてや春先までの時期が向いているようです。

肌のかゆみを止める方法と予防法は?

肥満細胞が刺激されることで、
かゆみが生じるということはわかりましたが、
どうしてもかゆいときは、かくのを我慢できません。

そんな時にはどうするかですが、
大切なのは、なるべくかかないということです。

かゆいときにかくことで快感が得られ、
その刺激でかゆみがまぎれます。

ですが、いったんかきだすと、もう止められなくなり、
かいてしまうことで皮膚の表面が荒れて、
ちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。

そうするとさらにかゆくなり、またかいてしまうという、
悪循環に陥ってしまうのです。

そこでかゆみを和らげるために有効なのが、
冷やすことなのです。

流水で冷やしても良いですし、
タオルなどを水で濡らして患部に当ててもいいです。

ただし、冷やし過ぎないように注意してください。

しかし、
そもそもかゆみを予防する方法なんてあるのでしょうか?

かゆみを感じる原因を作らないようにするということで大切なのは、
『保湿』です。

保湿は、乾燥する季節だけでなく、
一年を通して肌を保湿するように心がけましょう。

皮脂欠乏症の予防や対策にも、保湿は役立ちます。

保湿剤は継続して使用するためにも、
自分の肌にあったものを選ぶようにしましょう。

保湿剤には、しっとり系やさっぱり系があり、
その質感で選べば良いと思います。

常に保湿をするために継続して使うのですから、
好みの香りで選んでみたら続けられそうですね。

保湿剤を使用する量は、
塗った後にティッシュが肌に付くくらいが目安で、
皮膚が少しテカる程度に塗ると良いようです。

保湿剤は、清潔な手に取って、肌に少しずつおいていき、
手のひらを使って、優しく丁寧に、広い範囲に塗るようにして、
すりこまないようにするのがポイントです。

また、皮脂を流し過ぎないように、
熱いお風呂や長風呂もやめたほうが良いようです。

体を洗う時は、ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのではなく、
綿などの刺激になりにくいタオルで、優しく洗うようにしましょう。

石鹸をよく泡立てて、手で洗っても良いと思います。

その他、衣類選びにも注意して、
保湿機能のある下着を選んだり、
直接肌に触れる衣類は、
チクチクしない、刺激の少ないものを選びましょう。

夏に紫外線を浴びてダメージを受けた肌は、
空気が乾燥する秋から冬に向けて、
肌にこれ以上負担をかけないようにしたいものです。

夏のダメージ肌に、これ以上負担をかけないようにできること、
その一つは、紫外線対策です。

秋になって、夏ほどの強い日差しを感じなくなっても、
紫外線は降り注いでいます。

特に、曇っている日でも、室内にいても、
肌に届く、紫外線A波と呼ばれる“UVA”がクセモノです。

UVAは、肌の中の真皮にまで到達し、
細胞を傷つけてしまい、
これによって、シワやシミができやすくなります。

秋だからと言って油断しないで、
しっかりと日焼け止めを塗りましょう。

秋の紫外線対策をした上でも、保湿は重要です。

夏にダメージを受けた肌は、乾燥しがちですので、
化粧水やクリームなどでしっかりと保湿をしましょう。

化粧水やクリームを手に取り、
優しく肌を包み込むようにして塗るようにし、
この場合も強くこすり過ぎるとシワやシミの原因になるので、
注意してください。

洗顔時に洗い過ぎないこともポイントで、
朝の洗顔は、水がぬるま湯で充分です。

また、シャワーの水量や水圧も、
あまり強すぎるとそれも肌には刺激になるので、
注意する必要があります。

あとがき

肌がかゆいのを我慢するのはとても辛いですね。

かいてはいけないとわかっていても、
思えば思うほど、かゆさが増してくるような気がします。

かゆいのを我慢しているとイライラしてきて、
集中力もなくなり、何も手につかなくなってしまいます。

また、無意識でかいてしまってから、
痛くなって気づくこともあります。

そうならないためにも、
お肌の手入れを、おろそかにしてはいけませんね。

スポンサーリンク