もみじ饅頭と聞くと、広島!って思うほど、有名なお饅頭ですよね。
最近は、色々な種類があってビックリします。
チョコレート、チーズ、抹茶、揚げた物など、
買う時には迷ってしまうほどです。
取り扱っている店舗ですが
・にしき堂
・やまだ屋
・紅葉屋、etc.
なのですが、
私が知っている、一番の有名店は『藤い屋』さんです。
『藤い屋』さんを知らない観光客の方が多いのが、残念です。
広島に、来られたら是非、食べて頂きたい、もみじ饅頭
地元にも、しっかり根付いている、もみじ饅頭について
考えてみたいと思います。
もみじ饅頭って種類は何種類くらいあるの?
以前は、もみじ饅頭といえば、粒あん、こしあんの二種類でした。
時には、おやつ、時には、来客に、そして、お土産にと
大活躍のもみじ饅頭でした。
もみじ饅頭の大活躍は、今も変わらずですが…
粒あん、こしあんに、馴染んでいた私には、
考えられ程の種類が登場しています。
ざっと、このくらいです。
もみじ饅頭は、こしあん・つぶあんなど
10種類程度の種類がさらにあります。
もみじ饅頭
生もみじ
もみじ詰合せ 錦もみじ
すこやかもみじ
あたらしもみじ
どこでもみじ
酒香もみじ
葵もみじ
チョコもみじ「コーテイング」
冬季限定・メープルチョコレート
STU48もみじ 瀬戸内レモン味
粒あんもみじ
チーズクリームモミジ
チョコレートモミジ
お餅もみじ
お芋もみじ
揚げもみじ
みかんもみじ
栗っこもみじ
紅芋もみじ
抹茶もみじ
等々
まだ、ありそうですが、たくさん種類がありますね。
好みで選ぶといっても、これは悩みますよね。
お土産や、お持ち帰りには、
好きなもみじ饅頭を10種類選んで持ち帰る事もできます。
私も、全部食べていないのですが、
この中でおススメなのは、
チョコレートもみじ、紅芋もみじですね。
お取り寄せもできるので、是非、味わってみて下さい。
もみじ饅頭 発祥の歴史
いつも、何気なく食べているもみじ饅頭ですが、
実は、歴史については、何も考えていませんでした。
どうして、もみじの形なんでしょうか?
いつ頃から、食べられていたのでしょうか?
とても、気になります。
『もみじ饅頭』の由来と歴史。
それは、1906年までさかのぼります。
明治の元勲、伊藤博文は、
たびたび宮島にある紅葉の美しい
紅葉谷(もみじだに)を訪問されていました。
ある日、伊藤博文は紅葉谷の入り口にある茶店に立ち寄り、
お茶を差し出した可愛い娘の手を見て、
「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と、
冗談を言ったそうです。(いまなら問題発言かも?!)
そんな伊藤博文が、紅葉谷に訪れる際に泊まっていた宿が、
紅葉谷の入り口にある老舗旅館の「岩惣」。
岩惣に和菓子を納品していた、和菓子職人の 高津常助は、
伊藤博文の冗談話を耳にしていた
「岩惣」の仲居 おまん からの助言もあって、
もみじの葉を模った饅頭の製造に取組み始めます。
試行錯誤の末、現在のもみじ饅頭の原型となる
「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタートしました。
高津堂 高津常助が「紅葉形焼饅頭」を販売スタートしたこの瞬間こそが、
広島銘菓 もみぢ饅頭 の誕生でした。
(高津堂さんは、もみじではなく、もみぢなんです。)
そして、明治43年に高津常助は、
特許庁より「紅葉形焼饅頭」を取得します。
後に、「紅葉形焼饅頭」は「もみぢ饅頭」と呼び名を変え、
宮島だけでなく、広島県を代表する銘菓となりました。
伊藤博文さんが、関わっていたのは驚きです。
そして、宮島の老舗旅館の、岩惣の歴史も感じ取れて、
とても、深い話しだと思います。
それから、もみぢ饅頭は、高津常助の子や孫に引き継がれていき、
今でも、高津堂という屋号で、お店が残っています。
高津堂は、JR宮島口駅を下車し改札を出ましたら、
徒歩で国道2号線沿いに西側へ右折。
200mほどまっすぐ歩いて、右手にある踏切を渡れば目の前です。
オレンジの看板が目印です。
今でも、その美味しさは色あせることなく、人気のお店です。
もみじ饅頭 人気ランキング
先ほども、
もみじ饅頭の種類を紹介させて頂きましたが、
たくさんの、もみじ饅頭の中で、どれが人気なのでしょうか?
これから、もみじ饅頭を購入する時の参考になりますね。
では、お店ランキングですが、宮島のお店です。
1位「もみじ饅頭 にしき堂」
2位「もみじ饅頭 やまだ屋」
3位「もみじ饅頭 藤い屋」
4位「もみじ饅頭 おきな堂」
5位「もみじ饅頭 岩村」
5位「もみじ饅頭 香月堂」
1位、2位、3位は、ビッグ3ですね。
私としては順位を付けたくないです、
ちなみに
やまだ屋さん、藤い屋さんの本店は宮島なのですが
にしき堂さんは、広島県広島市が本店です。
次に、もみじ饅頭の人気ランキングですが
1位 紅葉堂「揚げもみじ」
2位 にしき堂「生もみじ」
3位 にしき堂「お餅もみじ」
4位 藤い屋「カスタードクリーム」
5位 やまだ屋「クリームもみじ」
6位 やまだ屋「ひろしまフルーツもみじレモン」
意外にも、もみじ饅頭の定番の、
こしあん、粒あんがランクインしてないんですよね。
ちょっと、残念な気持ちがします。
もみじ饅頭も、若い人向けになってきているのでしょうか。
あとがき
もみじ饅頭について、お話させて頂きました。
どのお店と、どのもみじ饅頭が、気になりましたか?
ここで、私のおススメの『藤い屋』さんの事を話させてください。
『藤い屋』さんは、宮島に本店があります。
ここの、こしあんの特徴が、
ねずみ色のあんこなんです。
想像しにくいかも知れませんが、これが美味しいんです。
本店の中に、喫茶ルームがあり、
ドリンクと好きなもみじ饅頭を食べる事ができます。
タイミングが、
合えば焼き立ての温かいもみじ饅頭も食べる事ができます。
最後に、宮島では、
もみじ饅頭を1個単位で購入できるお店が多いので、
駅や空港では手に入りにくい老舗店のもみじ饅頭を食べ比べて、
お気に入りの1店を見つけるのも面白いと思います。
宮島に、おこしの際は、
是非、もみじ饅頭を堪能してみて下さい。