いつもは、お寿司屋さんで食べる事ができる“あなご”
口の中で、とろける様な食感と甘辛いタレ大好きです。
子供の頃は、
七輪で祖母が焼いて食べさせてくれていました。
祖母の、あなごは甘辛タレではなく、
白焼きでした。
綺麗な白身で、口にほおばって食べていたのを思い出します。
よその県のあなごを食べた事がないのですが、
宮島のあなごは、ウナギに負けるとも劣らない味です。
宮島に来られた際は、是非食べて頂きたいです。
そのあなご飯ですが、
どの様なものか、お話しさせて頂きます。
あなご飯は本来、瀬戸内の漁師料理が発祥とされるものです。
アナゴの旬は1月中旬と夏。
特に1月中旬のものが最高と言われています。
瀬戸内のアナゴを蒲焼きにし、
(地域によっては煮穴子で提供する店舗もある)
「うな丼」のように盛りつけて食べます。
駅弁としても有名で、
宮島口駅、広島駅、岡山駅、高松駅、新山口駅などで購入できます。
特に、宮島口駅近くの「うえの」では、
駅弁の種類を増やさず、
「あなごめし」一本で商売を行っている事で知られています。
昔から、地元地御前で、
『網でなく一本釣りで釣れた穴子だけを直接漁師から買い付けている。』
という事です。
あなご飯について、お伝えしたいと思います。
宮島のあなご飯は美味しいの?
宮島の、あなごが美味しいかと聞かれると、
美味しいと答えます。
が、しかし、それはお店によって味が違い、
お口に合わないお店で食べたとしたら、
美味しくなかったという事になりますよね。
皆の評判と、口コミで外れのない、お店を紹介したいと思います。
それから、あなごについて、もう少し補足すると、
あなごは、平成20年(2008)の広島県での漁獲量は163トンで、
底びき網、筒漁、延縄漁などで捕られています。
特に広島県廿日市市大野町瀬戸でとれるアナゴは、
潮流が速いため、味が良いとされ、
「瀬戸のあなご」と称されています。
アナゴは蒲焼きにしたものが、巻き寿司の具として利用されるほか、
アナゴの出汁で炊きあげた醤油飯に蒲焼きを載せた「あなご飯」は
広島県廿日市市名産として知られています。
ここ瀬戸内で捕れたあなごは、
昔は食卓にのぼる事も多かったのですが、
良質なため、各地の料亭に送られ、
広島県内の魚屋さんでも見かける事が少なくなりました。
そして、その良質なあなごを使って作る「あなご飯」は、
とっても美味しいです。
言葉に尽くし難いのが、歯痒いです…
ですので、おススメのお店を紹介していきます。
宮島のあなご飯 お店の人気ランキングとおすすめは?
★1位
広島で100年以上愛され続けた、あなご専門の名店『あなごめし うえの』
ここは、名店中の名店!
「うえの」は、全国の駅弁一位にも選ばれた事があります。
広島・JR宮島口駅から徒歩2分、
あなご一筋で地元の人から100年以上愛され続けている名店で、
様々な調理法で絶品の穴子料理を頂けるお店です。
イチオシのお店です。
★2位
お土産通り、宮島表参道商店街のド真ん中『いな忠』
宮島に渡り、桟橋から徒歩5分、
職人が店頭で焼く持ち帰りの「あなごめし弁当」と、
店内で食べる「あなごめし」が有名なお店です。
お店の前は、焼き穴子の香りが漂い食欲をそそります。
ふっくらと香ばしく焼かれた近海産のあなごまるまる一匹を、
代々継ぎ足しで作られている、
甘しょっぱい特徴的な秘伝のタレに絡めていただく、
ボリューム感たっぷりのあなご飯です。
★3位
ミシュラン一つ星を獲得! 一度は食べたいあなごめし『ふじたや』
宮島に渡り、宮島フェリー乗り場から徒歩15分、
宮島で名高いあなごめしの名店です。
天然穴子を素焼きし、注文を受けタレを塗って焼かれた穴子を、
セイロで蒸したもっちりとしたご飯の上に乗せた「あなごめし」は、
絶品と評判です。
「あなご飯」は2,300円。
売り切れる場合もあるので、
来店する際はお早めに来店することをオススメします。
★4位
穴子の陶箱飯ランチ『まめたぬき』
宮島に渡り、桟橋から徒歩5分
こちら「宿屋食堂&バー まめたぬき」では、
朝10時頃から予約を受け付けていますので、
お店の前の予約表へ名前と人数を書いておけば、
並ばずにお店に入れる事ができますよ。
あなご飯の器に丼ではなくオシャレな陶箱を使っており、
見た目にも美しい「穴子の陶箱飯ランチ」です。
この「穴子の陶箱飯ランチ」のあなご飯は、
宮島島内ではここだけ煮穴子を乗せており、
陶箱ごと蒸して提供するスタイルとなっています。
以上、4位まで紹介しましたが、
気になるお店はありましたか?
あなごを、焼くスタイルと、蒸すスタイルがあります。
お時間が、あれば食べ比べてみては、いかがでしょうか。
宮島のあなご飯 お土産に持ち帰りはできる?
お土産に、持ち帰れるのは、
「あなご飯弁当」と標記されているお店です。
一番の人気は「うえの」さんの、あなご飯弁当。
直接、お店に行かなくても、
JR宮島口の駅前のセブンイレブンで購入する事ができます。
JR宮島口だけでなく、JR広島駅で、購入する事もできますが、
人気商品なので、すぐ売り切れます。
ですから、JR宮島口の駅前のセブンイレブンで購入するのが、
良いのかなと思います。
それから「いな忠」さんも、持ち帰る事ができます。
お店で、持ち帰り用と、注文して下さいね。
あとがき
宮島の「あなご飯」を紹介しました。
やはり、私のおススメは「うえの」さんですね。
初めて食べた時に、美味しくてビックリしました。
大袈裟じゃなくて本当に。
ここで、注意して頂きたい事があるのです。
お持ち帰りしても、全く問題はないのですが、
お弁当を宮島で食べないように気を付けて下さいね。
鹿に食べられてしまうので、危ないです。
帰りの新幹線や、列車の中でお召し上がりください。
この美味しさを、今すぐにでもお届けしたいのですが、
難しいですね。
「宮島のあなご飯」覚えておいて下さい。