祇園祭とは何か歴史を簡単にわかりやすく解説!いつから始まったその起源は?
京都の祇園祭は、大阪天満宮の天神祭り・東京 神田明神の神田祭と並んで、日本三大祭りの一つに数えられている祭典です。7月17日の山鉾巡行や、巡行の前日『宵山』、17日と24日の神輿渡御なども、広く知られる祭りの行事です。ここ最近、24日の後祭り巡行の復活や、大船鉾の復活も話題となり、ますます祇園祭は有名になってきました。年々暑さが厳しくなってきた昨今ですが、京都の夏は、盆地のせいもあってかなり厳しく、人ごみに溢れる宵山の鉾町界隈は、さらにヒートアップします。しかし、祇園祭は、宵山や巡幸の日だけでなく、7月1日から始まり、1ヶ月にわたる行事で、そのすべてを知り尽くしている人は少ないように思えます。祇園祭のいわれや歴史、変遷などをたどると、先人の振興や知恵が見えてきます。祇園祭をさらに深く知り、実際に鉾町を歩けば、京都の町衆のあそび心や心意気まで見えてくると思います。