元旦・元日・正月 使い方の違いと意味は何?年賀状に書くときはどっち?

元旦・元日・正月 使い方の違いと意味は何なのでしょうか?

元旦、元日、正月と何も気にせず言ってました、
改めて違いを聞かれると違いが、分からないですね。

元旦は、年賀状、元日はカレンダー、
正月は会話ではないのでしょうか?

普段気にせず使っている言葉には、色んな意味があるんですね。

使われるときの参考にして下さい。

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元旦・元日・正月の違いは何?

新しい年の最初の日、
つまりは1月1日を表す言葉として「元日」や「元旦」があります。

また、新年のお祝いという意味で使われる「正月」ですが、
この言葉の正しい意味をご存知でしょうか。

この三つはよく混同して使われますが、
実はそれぞれの意味は違っています。

このため、
使い方によっては誤っている場合もあるのです。

せっかく日本人として生まれてきたのなら、
この三つの言葉の違いを理解し、正しく使いたいと思いますよね。

・正月というのはいつからいつまでなの?

そもそも、
「正月」というのはいつからいつまでを言うのでしょうか。

一般的な認識として、三が日という言葉の通り、
1月1日から3日までを正月だと思っている方も少なくないようですが、
本来は正月とは1月の別名である事から、
1月1日から31日までを指すとされています。

しかし現代では、
先程の三が日もしくは松の内(門松やお正月飾りを飾っている期間)を、
正月としている説や、
元々、松の内が1月15日までだった事から1月15日とする説、
1月20日説など諸説あり、
地域によってばらばらというのが現状のようです。

・元旦と元日の意味は?

「元日」は年の一番最初の日を指し、
1月1日の事を言います。

では、同意語として使われる事も多い「元旦」の意味はどうなのでしょうか。

「元旦」の「旦」は始まりを意味する字であり、
元は一日の始まりを表すとされる言葉です。

一日の始まりとはすなわち朝であり、
したがって元旦とは元日の朝の事を指します。

また、旦の字をよくご覧頂くと日に一と書きますよね。

旦の下線は地平線を表し、
上の日は太陽を表している事から、
地平線の上に太陽が昇る様子を字に興したとされています。

旦という字は、まさに日の出を表した文字なのです。

この事から、
元旦の意味は一年の始まりの朝と言われています。

・元旦と元日はどう違うの?

元日とは1月1日を指し、
元旦とは1月1日の夜明けもしくは日の出を指す事から、
「元旦の朝」という表記には誤りがあります。

元日は日付を表していますが、
元旦は時間を表すものと覚えておくのがよいでしょう。

とは言え現在では、元旦も元日と同じように、
1月1日を表す言葉として使用されている場合も多いようです。

元旦・元日・正月の使い方の違いと意味は?

元日と元旦は、年賀状でも高い確率で使用されるキーワードですが、
どのように使い分けるのが無難でしょうか。

先に述べたように「元日」は1月1日の丸一日、
「元旦」は1月1日の午前中を指しますので、
「元旦」と書いた場合は、
そのタイミングに、
年賀状が届くように投函しなければいけないことになります。

つまり年賀状の引受開始日である12月15日から、
元旦配達のための最終投函日であるといわれている、
12月25日に投函することが可能なのであれば、
どちらのキーワードを含めても特に問題はなさそうです。

逆にそれ以降の期間に出したり、
年が明けてから受け取った年賀状への返事を出す場合は、
これらのキーワードの利用は避け、
「謹賀新年」や「恭賀新年」といった、
相手を敬う意味を持つキーワードを利用するのが無難かもしれません。

また、年賀状は、
出してもよいとされる「松の内」と呼ばれる期間があるため、
返事をされるのであればそこをすぎないようにご注意ください。

この期間を過ぎると「寒中見舞い」を送るのが適切になります。

正月は、お正月呼ばれ「そろそろお正月ですね」という様に、
普段の会話で使う事が多い様です。

・「旧正月」における「元日」と「元旦」

旧正月では元日と元旦の使われ方は、
どう違うかを調べてみました。

中国や台湾、韓国、ベトナム、モンゴルといった、
アジアの近隣諸国では、「旧正月」は非常に重要な祝祭日であり、
新暦における正月よりはるかに盛大にお祝いされる一大行事です。

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旧暦における元日は、月齢による変動をうけ毎年変動するため、
1月21日頃から2月20日頃の間のいずれかの日になり、
そこから正月が数日続きます。

このように日本のお正月とは違う形の旧正月ですが、
元日と元旦の関係性については先に述べたものと同じ捉え方のようです。

元日と元旦は上記のように厳密には意味の違いがあるので、
年賀状などで書くときは、違いを意識してくださいね。

ですが、
どちらも新しい年のめでたい日を表すことに違いはありません。

きたる新しい年がみなさんにとって良い年であることを願ってやみません。

元旦と元日 年賀状に書くときはどっち?

・年賀状には元旦と元日どちらを使うのが正しい?

近頃は、あらかじめ「元旦」や「元日」という文言が、
印刷された年賀状を使うことも多く、
厳密に区別されることは少なくなりました。

しかし、違いが分かる人が少なくなったとはいえ、
年賀状は旧年お世話になった人へのお礼の気持ちと、
今年もまた変わらないお付き合いを続けてほしいという、
年の初めの挨拶状です。

年賀状を出す時の元旦と元日の言葉の使い分けは、
大人の常識として覚えておきたいマナーといえます。

・年賀状が届くタイミングが元日・元旦になる場合

郵便局が推奨している年賀状投函期間を守り、
元旦・元日に当たる1月1日に届くように年賀状を投函できた場合は、
年賀状に「元日」「元旦」どちらの表記を用いても、
マナーにかなった年賀状の書き方です。

・年賀状が届くタイミングが1月2日以降になる場合

あいにく年賀状の投函が遅くなってしまったり、
年賀状を出していなかった相手への年賀状を出す時には、
当然年賀状の到着は元日、元旦以降になってしまいます。

投函が遅れたりして、1月2日以降に届くようになってしまった場合、
「元旦」「元日」という表記は避けましょう。

そのかわりの書き方としては、
「令和(その時の元号)〇〇年 吉日」
「令和(その時の元号)〇〇年 新春」などと書き添えればOKです。

その日に到着しないことが分かっているのに、
1月1日など日付が入っているのはおかしいですし、
マナー的には日付の記載は不要とされています。

そして、年賀状を出していない相手から年賀状が届いたら、
受け取ったその日のうちに年賀状を送るのがマナーです。

目安としては、
松の内の期間までは許されると覚えておきましょう。

しかし長期の旅行などで、
松の内期間を過ぎてから年賀状が届いていたことを知った場合は、
どうすればよいのでしょうか? 

これは、先ほど少し触れましたが…

いまさら年賀状もおかしいけれど、
さりとて返事をしないわけにはいかない、
そんな場合は「寒中見舞い」もしくは「余寒見舞い」を送るとよいでしょう。

これらは喪中のために年賀状を送れなかった知人にも適切な方法です。

目安としては立春(2月4日前後)までは寒中見舞い、
立春を過ぎてから出す場合には、
「暦の上では春を迎えたけれど、まだ寒さが残っている」
という意味を込めて、余寒見舞いを送ります。

この余寒見舞いは寒い地方であれば、
3月いっぱいくらいまでは送ることができる便利な事項の挨拶状です。

あとがき

混同して使う事も多かった「元日」と「元旦」の違いを紹介しました。

また、正月とは、本来1月そのものを指し示し、
1日から31日までを正月とするのも意外で、
驚きだったのではないかと思います。

このように、
とても身近で慣れ親しんだいたはずの言葉の意味を、
実は少々間違えて捉えていた、という事は多々ありますが、
一年の始まりである正月、元日、元旦については、
しっかりと正しい意味を知っておきたいものですよね。

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