アボカドの見分け方 スーパー買う食べ頃の硬さは?ヘタと食べ頃シールの見かた!

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「もらってきたよ~」
家に着くなりテーブルに置かれた買い物袋。

中をのぞくとそこには黒っぽくてごつごつしたもの。

我が家初上陸!アボカドだった。

聞けば、職場の友人が多く貰ったらしく、
持て余していたところでうちの旦那がゲットしてきたらしい。

早速今夜の食卓に向けてまずは切ってみるかということで、
包丁を入れかけたら、

「あ~違うんだよなぁ~。
大きくて硬い種が中にあるから切るときはこうやってね・・・」

さすが、もとコック見習い。
口だけじゃなくって動きもスムーズだ。

あのまま私が包丁を入れていたら、
言うように硬い種に変に力んで翻弄されていたことだろう。

でもなんだか旦那の様子が変だ。

どうやら食べ頃のタイミングを過ぎた状態らしい。

「結構日にちが経ってるって言ってたしなぁ・・・」

それにしても、
切る前から食べ頃ってどうやったらわかるんだろう?

魚みたいに見た目でわかるの?

今度は店頭にあるものでリベンジだ~。

  

アボカドの見分け方 スーパー買う食べ頃の硬さは?

アボカドの原産は、メキシコや中央アメリカ。

主に熱帯や亜熱帯で生育していて、
低温には弱い植物です。

学名は、クスノキ科ワニナシ属。

ごつごつとした表皮と涙型の形から、
『鰐梨』と呼ばれていたこともあるんだとか。

英語では『alligator pear』とそのままの別称があるようです。

ちなみに『アボガド』と言ってしまいがちですが、
正しくは『アボカド』です。

『カ』は濁りませんのでご注意を。

私の場合、口頭で指摘を受けて理解するまでに、
「何がちがうの?!」とちょっと間がかったのはナイショです。

文字で見ればきっとすぐにわかったはず…

アボカドは多くの場合、
完熟の状態ではスーパーの店頭に並んでいません。

それでいて個々に熟していく状況が異なるので、
当たりとはずれがでてきてしまうというわけです。

まずは、硬さからアボカドの状態を見極めましょう。

手で触ってみてカチカチのものはまだ食べるのには早い状態です。

購入してからすぐにでも食べたいという場合には不向きですね。

ただ逆に、
購入後に調理するまでに間があくようならあえて選ぶのもありです。

食べ頃の目安は、手で触った際に弾力のある状態がベストです。

柔らか過ぎるものは熟成が進んでしまって、
傷んでいる可能性が高いので購入することは避けましょう。

アボカドの見分け方 スーパー買う時はヘタを見る!

ヘタの状態を見ることも、
食べ頃を見極める手段としてポイントのひとつです。

ポイント1:ヘタの有無
      
できればヘタがついているものを選びましょう。

もしヘタが取れていたとしても、
取れたあとの色に注目しましょう。

色が黒くなっていたり
カビが生えているようなら購入は控えましょう。

ポイント2:ヘタ周辺の硬さ
      
熟成は、ヘタ周辺から進んでいきます。

ですのでヘタの周りを軽く押してみて、
少し凹む程度なら食べ頃です。

柔らかくフニャフニャしているようなら、
傷んでいる可能性がありますので購入は控えるようにしょう。

ポイント3:皮とヘタとの隙間
      
皮とヘタとの間に隙間がないものはまだ若い状態といえます。

ちょうどよいころ合いは、少し隙間があいてくるくらいのものです。

お店にあるものはできませんが、
ヘタをひねってみて少し動くかな位が食べ頃です。

アボカドの見分け方 食べ頃シールの見かた!

硬さやヘタというポイントでみてきたアボカドの食べ頃ですが、
最後は色味です。

アボカドは熟成の度合いによって、

黄緑色⇒黒っぽい緑⇒黒 までその色を変化していきます。

ただ色味は言葉にしても残念ながらわかりずらいですよね。

こんなときに便利なのが『食べ頃シール』です。

このシールの色が、食べ頃を示す色と同じになっていて、
実際のアボカドの皮の色と見比べることで、
今の状態を判断しようというものです。

これならわかりやすいですよね。

まだ食べ頃ではないものをうっかり購入してしまった場合、
追熟させることで食べ頃を調整することもできます。

アボカドとリンゴを一緒の袋に入れておくことで、
熟成を早めることができます。

また、
アボカドの切り口は変色しやすいことが知られています。

これは褐変(かっぺん)と呼ばれる現象で、
「ポリフェノールオキシターゼ」という酵素と、
酸素が結びつくことで起きる酸化事象なのです。

食べれなくなるものではないですが、
口に入れるものだけに見た目も大事ですよね。

これを防ぐために、
レモン汁やお酢といったものを切り口に塗るのは良く知られていますが、
電子レンジも有効です。

500Wで時間はたったの20秒。

なんでもアボカドに含まれる酵素が破壊されることで、
変色を防げるのだとか。

これなら料理によっては邪魔になる風味もプラスされずに便利ですよね。

あとがき

いかがだったでしょうか?

アボカドの食べ頃をつかむのは、
1つのポイントだけでは難しいものですが、
組み合わせていくことで、
より正確に食べ頃をつかめるようになるのではないでしょうか?

また、
レシピによっては熟成度合にあわせたものも紹介されています。

購入してから、
思った状態でなかったとしても、
レシピでの工夫や追熟させるなどして、
臨機応変においしくいただきたいですね。

我が家もせっかくもらったアボカド。

たとえ食べ頃過ぎちゃっても、
おいしく食べれるレシピ探すぞ~