マヌカハニーと普通のはちみつの違いはどこ?効果的な食べ方や副作用について知りたい!

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マヌカハニーをご存知ですか?

単に長く生きることはもちろんのこと、
より健康に過ごすにはどうしたらよいかと関心が高まっている昨今。

特に食品に関してはインターネットの普及により様々な情報が発信され、
今まで知ることのなかった海外のものについても、
随分と知られるようになってきました。

はちみつは以前から日本でも健康に有益なものとして知られてきましたが、
そんな中で現在注目を集めている、
『マヌカハニー』についてご紹介したいと思います。

  

マヌカハニーと普通のはちみつの違いはどこ?

はちみつと一口にいっても、
その花の種類によって風味や味が異なるのをご存知でしょうか?

日本の国内では、
レンゲ、アカシア、トチ、みかんなどが主に使われています。

それらの花の名前を冠に『レンゲはちみつ』や『アカシアはちみつ』
などとして販売されている商品を目にしたこともあるのではないでしょうか?

一方、マヌカハニーはというと…
マヌカ(学名:ギョリュウバイ)といわれる花の蜜で作られたはちみつのこと。

ニュージーランドやオーストラリア南東部が原産です。

時期になると可愛らしい花を沢山つける、
フトモモ科に属する低木の植物です。

ニュージーランドの先住民であるマオリ族では、
古くからこの植物に対して花の蜜だけでなく葉や木の幹、
樹液などあらゆる部分からの薬効に着目してきました。

そこで付いた名前が、「復活の木」という意味の「マヌカ」。

さてこのマヌカハニーと、
はちみつの一番の違いといえばズバリ『抗菌作用』です。

はちみつは、空気中の水分と結びつくと、
『過酸化水素(オキシドール)』を発生させます。

こちらは体内に入ると酵素により分解されてしまうのですが、
マヌカハニーに含まれる『メチルグリオキサール』という独自の殺菌成分は、
体内に入っても酵素による分解の影響を受けずに、
体内でもその効果を発揮すると考えれれています。

普通のはちみつは、料理の中で調味料として使われることが多いですが、
マヌカハニーは、現地では医療用として使われることもあるのだとか。

命名の由来や現地での使われ方を見ていくだけでも、
その効果が期待できますよね。

一方、マヌカハニーの見た目や味は?というところですが、
一般的なはちみつと異なり、
色は透明ではなくキャラメルのような見た目です。

味わいは濃厚というのも特徴的です。

マヌカハニーの効果的な食べ方や特徴は?

マヌカハニーの栄養成分を最も効果的に得られる食べ方は、
『空腹のタイミング』で『生のまま』食べること。

胃の中に食べ物が多く入っている状態では、
栄養の吸収率が悪くなると考えられています。

また、注目されている成分『メチルグリオキサール』は、
熱に強いことが知られていますが、
他に含まれるビタミンやミネラルといったものは、
加熱されるとその力を充分に発揮できないものもあります。

ただし、
いくら体にいいものだといっても取り過ぎはよくありません。

摂取量としての目安は、ティースプーン1杯~3杯程度。

1日に3~4回程度取ることが効果的と言われています。

マヌカハニーは水分量が通常のはちみつと異なり、
粘度が高く生キャラメルのようにねっとりとした食感です。

また独特な風味もあることからそのままスプーンで一口というのは、
ちょっと苦手という方もいるかもしれません。

そんな方には、こんな食べ方はいかがでしょう?

・豆乳とまぜて
 
甘みのない無調製豆乳に甘味料としてマヌカハニーを混ぜます。

マヌカハニーに含まれるビタミンやミネラルに加え、
豆乳に豊富なたんぱく質も摂取できます。

・スムージーにして

フルーツや野菜などのスムージーにマヌカハニーを加えます。

朝の空腹時に飲むことで効果的に栄養を取ることが期待できます。

・ホットケーキやパンケーキにかけて

普段使っているケーキシロップに変えて、
マヌカハニーを使ってみるのはいかがでしょう?

独特な甘みや食感が病みつきになるかもしれませんよ。

マヌカハニーの効能と副作用について知りたい!

マヌカハニーの効能として注目を集めたのは、
ピロリ菌に対する抗菌・と殺菌効果です。

50代以上の8割が感染しているといわれてるピロリ菌。

体内の強力な胃酸にも影響を受けず、
胃に関連する様々な疾患(胃痛や胃もたれ等)に、
関連していると考えられています。

マヌカハニーに含まれる『メチルグリオキサール』という成分は、
体内に入っても酵素の影響を受けないことはすでにご紹介しました。

このことはつまり、
多くの体内の悪性菌(ピロリ菌や大腸菌)に対して、
その殺菌効果を期待できるということですね。

一方、副作用としては以下の点に注意したいところです。

・アレルギーをお持ちの場合
 
はちみつは、その花の蜜を元にしているため、
花粉症で敏感なかたは注意が必要です。

また蜂に対してのアレルギーをお持ちのかたも、
合わせて気をつけておきたいところですね。

・乳幼児の場合
 
1歳未満の赤ちゃんが食べることは、
ボツリヌス症に感染する恐れがあるため摂取は避けましょう。

ボツリヌス症の元となるボツリヌス菌は熱にも強く、
加熱調理などで減らすことができません。

1歳以上であれば体内で繁殖することはなく安全なのですが、
乳児は腸内細菌が少ないことから増殖しやすいためです。

健康維持にはその効果が魅力的なマヌカハニーですが、
どんなものを選んだらよいのでしょうか?

マヌカハニーを購入すると、
『UMF』や『MGO』といったロゴとともに、
数字の入った色々なマークを目にすると思います。

実はこの数値は抗菌活性力を示す数値となります。

UMFは、ユニーク・マヌカ・ファクターの略語。

UMF5+からUMF25+までのランクがあり、
ニュージーランドではUMF10+以上のものは、
医療現場でも重宝されています。

MGOとは、メチルグリオキサールの略語。

マヌカハニー1kgあたりのメチルグリオキサールの量を表していて、
ニュージーランドのマヌカヘルス社の登録商標です。

健康維持を目的とした場合は、
263+以上の数値を選ぶことがお勧めです。

あとがき

マヌカハニーに限らずハチミツを購入する際に、
一番気を付けないといけないことは、
「抗生物質が使われていない」ことです

グレードが高い方が、効果もあり、美味しいです。

匂いは、はちみつが結晶化した時に似ていて、
味はほんの少し薬っぽい味がします。

日常で使うには勿体無い気がしますが、
私はエアコンなどでよく喉を壊しますので、
朝晩にスプーンひとさじを食べています。