れんこんの旬の時期はいつ?産地の特徴と生産量日本一の都道府県は?

れんこんは、穴が開いていることから、
「見通しがきく」ということで、
お正月のおせち料理や祝い事には欠かせない食材で、
ビタミンCや食物繊維が豊富な野菜です。

きんぴらや酢の物で食べるととても美味しいです。

れんこんの旬や、
産地の特徴と生産量日本一の都道府県について、
まとめてみました。

れんこんの旬の時期はいつ?

■れんこんとは

レンコンは、
蓮(はす)の地下茎が肥大した部分を指します。

見た目は根のようなので、
蓮の根から蓮根と言われるようになりました。

蓮の若葉も食べられます。

日本では、
レンコンはおせち料理に欠かせない物となっていますが、
それはレンコンの形状に理由があります。

輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて、
向こうが良く見える事から、
「先の見通しが良い」という縁起を担いで食べます。

・中国種と在来種があります

今、市場に出荷されているものには、
かなり昔に中国から伝えられた在来種と、
明治時代以降に中国から入ってきた中国種があります。

■れんこんの種類

・在来種

細長く、やや茶色っぽい色をしています。

中国種よりも粘りがあり、切ると糸を引きます。

肉質は柔らかく味が濃いようです。

しかし、地下茎が深く手間がかかるため、
今では関東、東海地方などで少量出荷されているだけになり、
あまり栽培されなくなってきているようです。

・備中種

徳島など関西を中心に栽培されているレンコンで、
明治時代になって中国から入ってきた品種だそうです。

中国種よりも細めで、
在来種と中国種の中間的な外観をしています。

・中国種

明治時代になってから中国から入ってきました。

形はずんぐりと太短く、色が白っぽいです。

肉厚で歯ざわりがよく、
今市場に流れている大半がこの品種です。

・加賀レンコン

金沢の伝統野菜になっています。

中国種の改良品種と言われる「支那白花種」が、
主な品種として栽培されています。

粘りが強く、
すりおろしてハス蒸し煮に適しているそうです。

同じ品種が岩国でも作られています。

私の、住んでいる地域は、
山口県産の岩国れんこんが多く売られていますが、
加賀レンコンと同じ品種なのですね。

■れんこんの旬は秋から冬

レンコンはほぼ通年出荷されていますが、
旬は収穫が始まる9月~10月の秋から、
正月のおせち料理で、最も需要が多いのは冬です。

毎年年末近くになると、
レンコンの生産地では、
れんこんの収穫の様子がテレビや新聞で報じられていますね。

秋口に出荷される新レンコンは柔らかく、
あっさりとしていて、
晩秋から冬のものは粘りが出て甘味もまします。

れんこんの産地の特徴は?

国内のレンコンの産地は、
「東の茨城、西の徳島」と言われています。

実際に収穫量を見てみると、
茨城県、徳島県で多く作られています。

そのほか石川県・金沢市の伝統野菜である加賀レンコン、
新潟の大口レンコンなど、
ブランドレンコンで勝負している産地もあります。

・加賀れんこんの特徴

加賀れんこんの特徴でもある独特の粘りは、
蓮蒸しやすり流しなど、
金沢らしい料理を作るのに欠かせないものです。

とはいえ、加賀れんこんは独自の品種ではありません。

ほかの産地でも栽培している
「支那白花種」というれんこんです。

・新潟の大口れんこん

新潟県長岡市の中之島のれんこんは、
県下一の作付け面積を誇ります。

この中之島地域の大口地区は、
かつては石油や天然ガスが噴出し、
稲作には不向きな土壌とされてきました。

しかし、れんこん栽培に適した土壌であることがわかり、
以来60年以上にわたり栽培され、
今では「大口れんこん」という全国ブランドに成長しています。

土壌に鉄分が多いため、見た目は銅褐色ですが、
皮を剥くと中から真っ白な肉肌が顔を出します。

肉厚で、シャキシャキとした歯触りが特徴です。

・岩国れんこん

室の木の篤農・村本三五郎が、
岡山から備中種を持ち帰り、
これを門前の石代に植えたのが始まりで、
それから広がり門前バスと言いました。

文化8(1811)年には藩営として始まりました。

一般のレンコンは穴が8つですが、
門前バスには穴が9つあり、

岩国藩主「吉川家」の家紋が蛇の目九曜の紋で、
紋の形とレンコンの穴が、
同じ9つということが藩主を喜ばせたと言われています。

岩国れんこんの特徴は、
しゃきしゃきした歯触り、
かじると糸を引くでんぷん質の腰のある粘りなどで、
味の良さは格別です。

れんこんの生産量日本一の都道府県は?

レンコンの生産量日本一は茨城県で、
国内生産量のおよそ半分を占めています。

日本第2位の大きさを誇る湖、霞ヶ浦周辺の、
低湿地帯がレンコン栽培に適しているためです。

・れんこんの生産ランキング

1位 茨城県
2位 徳島県
3位 佐賀県
4位 愛知県
5位 山口県
6位 熊本県
7位 新潟県
8位 千葉県
8位 岡山県
10位 石川県

となっています。

ここで、れんこんの栄養素をみてみましょう。

れんこんの栄養素として、まず着目されるのは、
ビタミンCが多いことです。

その量はみかんの約1.5倍にもなります。

熱に弱いビタミンCですが、
れんこんに含まれるでんぷん質がビタミンCを守るため、
加熱しても比較的その残存率は高いといわれます。

また、成分表には出てきませんが、
鉄分の吸収を助けるビタミンB12も
豊富であることが知られており、
その鉄分自体も多く含まれることから、
れんこんを食べることで
貧血予防に効果があるといわれています。

その他、
高血圧予防に繋がる
ペクチンなどの食物繊維も多く含まれています。

なお、れんこんの切り口が黒ずむことがありますが、
これは消炎止血作用のあるタンニンが含まれているからです。

・選び方と保存方法

選び方

1節と節の間が長く、
ふっくらとしているものを選びましょう。

2自然な肌色をしているもので、
傷の少ないものを選びましょう。

3切り口が茶色に変色しているものは
なるべく避けましょう。

保存方法

れんこんを丸ごと保存する時は、
冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

切り口が空気に触れると変色してしまいますので、
切った場合は、
ラップで切り口をぴったりと包んで保存しましょう。

皮をむいたれんこんも、変色してしまうので、
水や酢水に浸して保存する方法がありますが、
ビタミンCが流れてしまうので、
翌日には食べるようにしましょう。

熊本県のからしれんこんをご存じですか?

からしれんこんは、
そもそも病弱だった熊本城主細川忠利に、
禅僧玄宅が、
れんこんを食べるように勧めたことから作られました。

城主は、
れんこんの穴に和からしを混ぜた麦味噌を詰め、
衣を着けて油で揚げて作られるからしれんこんを食べて、
剛健になったとか。

今は熊本を代表する郷土料理です。

れんこんの生産地に、
熊本県が6位にランキングしているのが頷けますね。

あとがき

今回はレンコンの旬や産地などをお話しました。

一年中いただけるれんこんも、
旬の時期を知ったうえで料理すると、
よりその魅力を堪能することができます。

まずは今夜のおかずに、
レンコンの煮物、揚げもの、炒めものなど、
作ってみてはいかがでしょうか?


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