新郎新婦の生い立ちを紹介するのが「プロフィールムービー」
幼少から現在までのおふたりの成長、
そして、
馴れ初めなどをお写真とテロップで紹介していきます。
時代は変わったんですね~。
私の時代にはなかったのでとても興味があります。
結婚式のプロフィールムービー制作を友人に頼む時 お礼の相場は?
結婚式には、
おふたりがこれまでの人生で出会った沢山の方々が参列されます。
それぞれのゲストとは、
それぞれの時間、場所、思い出を別々に共有していますが、
その思い出を当日のゲストみなさんで共有できるものにできたら、
どれだけ素晴らしいことでしょう。
プロフィールムービーは、
まさにそれを叶えるための映像です。
生まれ育ってきた環境、
そして育ててくれた家族を知っていただき、
見せられていなかった社会人としての姿をみなさんに見ていただけます。
改めてふたりの馴れ初めを知っていただき、
それぞれのゲストの方々に、
お相手それぞれの人柄を伝えることができます。
そして、ご覧になった後のゲストの方々は、
まるでおふたりを、
昔から見守ってきたような気持ちになることでしょう。
プロフィールムービーやオープニングムービーの作製を、
友人に依頼して、
そのお礼や頼み方・対応等に困っている人は多いんじゃないでしょうか?
結婚式・披露宴で流すウェディングムービーを友達に依頼する人は、
ムービーを流す人全体の13%程度という調査結果が出ています。
やはりウェディングムービーは価格が高いので、
ムービーを作れる人にお願いしたくなる気持ちはわかります。
友だちの方から、
「ムービー作ってあげるよ!」と名乗り出たのなら話は別ですが、
こちらから友人に対して依頼した場合は、
無条件でお礼を用意するのが良いでしょう。
「お礼なんていいよ!」と言われようがお礼の用意はしておきましょう。
ムービー作成を手掛けた友人から、
実際に受け取ったことのあるお礼は次のようなものです。
・感謝の言葉(0円)
・クオカード(1万円)
・お金(5,000円~3万円)
・焼き肉をおごってもらう(5,000円相当)
・引き出物のカタログギフト(3,000円相当)
・新婦の実家のミカン畑で作られたジュースとジャム(推定1,500円)
・一緒に買い物に行って、靴やパンツを買ってもらった。(推定2万円)
こんな感じでしょうか。
感謝の言葉というプライスレスから、
最高で3万円くらいまでという範囲ですね。
◎ウエディングムービーのお礼金の決まりは無し!
3万円は高いのか?低いのか?
ムービーのお礼金として、
たまに「3万円がいいのではないか?」という意見を見かけます。
おそらく、
ゲスト1人分のご祝儀の金額に合わせて3万円としているのでしょう。
しかし、
これはブライダルの礼儀とかマナーで決まっているような金額ではありません。
結局、友人が作ってくれたそのムービーに対して、
自分がどのくらいの価値を感じたのか?
という所で金額を決めるしかありません。
オープニングムービー1つなら1万円。
プロフィールムービーも作ってくれたら2万円。
このくらいでお礼するのが一番良いのではないでしょうか?
渡しすぎても、友達が受け取りにくく感じる可能性がありますし、
2本のムービーで3,000円とかでも安すぎるような感じがします。
つまり、お金を渡すなら1万円以上。
1万円以下に抑えるなら、
物をプレゼントするか、晩御飯や飲み代をおごる。
こうすれば友人関係に支障は起きないベストな選択だと思います。
結婚式のプロフィールムービー制作を式場に依頼するときの相場は?
プロフィールムービーを作るには、以下の方法が考えられます。
・編集ソフトを使って自作する
・友人や知人などに作成してもらう
・ブライダル映像専門の業者に依頼
・挙式をあげる結婚式場に依頼
ここでは、結婚式場に依頼した場合を紹介します。
結婚式を挙げる式場に映像を依頼するのは安心感があります。
担当のプランナーさんとも相談しやすく、
式の打ち合わせと一緒に、
ムービー制作状況や試写などまとめて出来ます。
式場に頼むというのは、
業者に頼む場合とさほど変わりありませんが、
制作費が業者よりも価格が高めに設定されている所も多いです。
ただ式場の場合、
ムービーの制作費に、
プロジェクターやスクリーンの使用料が含まれていたりする場合もあります。
その場合、
自作や業者に作ってもらっても、
持ち込み料金が発生することがありますので、
しっかりと確認したほうがよさそうです。
また、式場に頼む場合、
その式場(もしくは式場と提携している業者)のプランで制作することになるので、
選択の幅が狭くなります。
★メリット
挙式をあげる結婚式場なので信頼ができる
式とまとめてお願いするので手間が少ない
★デメリット
価格が映像業者に比べて高め
選べるプランの数が少ない
そして、結婚式場の業者に依頼すると、費用が極めて高くなります。
・オープニングムービー 5万円~10万円
・プロフィールムービー 10万円~30万円
・エンドロールムービー 10万円~30万円
このくらいが大体の相場とみていいでしょう。
結婚式の費用は少しでも安く済ませたいというのは、
誰しもが考えるものでしょう。
ムービー演出は披露宴の演出の中でも、
かなり節約できるポイントなので、
ここをいかに抑えるかが重要となってきます。
結婚式のプロフィールムービー制作を業者に依頼するときのメリットとデメリット
業者メリット①
業者に依頼する最大のメリットが、
なんといっても費用が安くなることです。
業者に依頼すれば相場としてはこのくらいになります。
・オープニングムービー 2万円~
・プロフィールムービー 3万円~
・エンドロールムービー 3万円~
先ほど紹介した、式場に依頼するより費用は安いですね。
業者メリット②バリエーションが豊富
結婚式場以外の制作業者は、私でも数えきれないほど存在しており、
私がパッと思いつく有名どころの制作会社でも20社は出てきます。
それぞれの会社によってムービーの種類やスタイルも大きく変わってきますし、
その会社内だけでも豊富なムービーラインナップが揃っています。
色んな制作会社のムービーを見て、
気に入るところがあればそこに依頼できる自由さも
大きなメリットです。
業者メリット③かゆいところに手が届くプランが多い
結婚式場外のビデオ制作会社も、
お客様を集めるためにと数多くのプランを用意しています。
一から全てオリジナルで作るプランや、
写真枚数・曲の長さを自由に変更できるプラン等々
数多くのプランが存在します。
時間がない人→お急ぎプラン
安くしたい人→セット割引・早得プラン
このように、
自分の環境に合わせて、
柔軟に対応できる業者を探せるのも大きなメリットです。
いくら金額が安いからと言っても、
結婚式場外の業者に依頼することはメリットばかりではありません。
①納期が遅れるリスクがある
②撮って出しエンドロールが作れない可能性がある
③持ち込み料がかかる可能性がある
業者デメリット①納期が遅れるリスクがある
式場外の業者に依頼する場合は、
新郎新婦側でムービー納品までのスケジュールをしっかり立てていく必要があります。
依頼する制作会社やプランによって、
ムービーの納期はまちまちになるので、
ムービー納期の管理は見逃しがないように注意しておきましょう。
また、制作会社によってデータ納品であったり、
DVD納品であったり、納品のされ方もまちまちです。
データ納品の場合は、自分でDVDに書き込む必要も出てくるので、
しっかりとそのあたりも確認しておきましょう。
業者デメリット②撮って出しエンドロールが作れない可能性がある
結婚式当日の様子をビデオで撮影して、
それをエンドロールムービーで流すという、
「撮って出しエンドロールムービー」という大人気の演出があります。
これを式場外の業者が行うことをNGとしている式場がかなり多いです。
これは純粋に式当日のトラブルを避けるためでしょう。
結婚式場側が請け負っていない業者に、
当日ムービーを作ってもらうことほどリスクの高いことはないので
原則として、
撮って出しエンドロールムービーをやりたいときは、
式場側のビデオ制作業者に依頼する必要が出てくると思います。
業者デメリット③持ち込み料がかかる可能性がある
自分で制作するムービーやペーパーアイテム類は、
持ち込み料がかからないことが多いですが
そこに業者が絡んでしまうと持ち込み料が発生することがあります。
このあたりは結婚式場のプランナーに確認しておく必要があるでしょう。
とはいっても、
持ち込み料がかかったところで、
式場以外の制作会社に依頼した方がずっと安く済むのは間違いないです。
あとがき
自分の希望するムービー演出のスタイルによって、
どのムービーを結婚式場に依頼するのか、
式場以外に依頼するのか、
はたまた自分で作るのか?
少しでも安くできるように、
ムービーの頼み方を改めて考えてみましょう。