色鉛筆の種類と選び方は画用紙や描き方の技法によって違う楽しみ方がある!

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お絵かきで定番の文房具、「色鉛筆」。

子供用の文房具としてはもちろん、
大人が趣味を楽しむツールとしても人気です。

丁寧に色を重ねれば、
さまざまなタッチで絵をキレイに仕上げられます。

色鉛筆についてまとめてみました。

  

色鉛筆には初心者用からプロ用までたくさんの種類がある

色鉛筆の種類というのは具体的には、
油性・水性の2つです。

油性色鉛筆とは、一般的な色鉛筆のことです。

私たちが幼稚園や小学校で使っていたのも、
この油性のタイプです。

油性は、子供の塗り絵から本格的なプロの塗り絵まで、
ほぼ全てに使用でき、重ね塗りにも対応できるので、
幅広い層におすすめで、
特に初心者は、発色が良く、色の伸びも良い油性のものがおすすめです。

次に水性色鉛筆ですが、
水に溶ける性質から、
ぼかしや混色、グラデーションなどの特殊な画法に使用できます。

ただ、テクニックが要求されるため、
多少上級者向けになっています。

上級者向けとは言いましたが、
初心者の方が水性絵の具を使って水彩画のように楽しみたいなどもありです。

そういった要素を考慮しながら、
自分にあった種類を選びましょう。

最初のそこの選択で、意外と変わってくるものです。

・書き心地にも大きく影響してくるのが、芯の硬さ

通常の鉛筆にもあるように、
色鉛筆にも芯の硬さによる分別がありますが、
正直主観による差にすぎません。

鉛筆の芯の硬さ(B、HB等)を、
書き心地だけで当てられる人なんてほとんどいないとおもいます。

しかし、それぞれに特徴はあります。

例えば、
硬い芯は細い線を繊細に描くこと、
色を薄く塗り重ねることができるので、
細かい描写をしたい人におすすめです。

逆に柔らかい芯は、発色が良く色の伸びも良いので、
書くというより塗るのに使う人におすすめです。

あまりピンとこないかもしれませんが、
鉛筆やシャープペンなど、
普段使ってるペンの芯を想像してみてください。

Hなどは字が細く薄くなり、
Bや2Bなどは字が濃くはっきり書けますよね。

それに色がついただけで、特徴はほとんど同じです。

自分が書きたい絵を想像しながら選んでみてください

ここから、
初心者やお子さんでも扱いやすい、
オーソドックスなタイプの色鉛筆を紹介していきます。

■発色の良さが際立つ!「三菱鉛筆 色鉛筆 880 24色 K88024CP」

スタンダードな色鉛筆が欲しい方に…

こちらは三菱のスタンダードな色鉛筆です。

書き味がなめらかで小さいお子様から一般使用まで幅広く使えます。

安い色鉛筆を買い、
色が出にくく残念な思いをすることもありますよね。

しかし固くて色がつきにくいものとは違い、
この商品は鮮やかで、はっきりとした色合いがとても綺麗です。

老舗の文具メーカーだからこそできた技術ですね。

■プレゼントにもおすすめ!「三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 36色 」

プレゼントに色鉛筆を贈りたい方に…

続いて紹介するのは、「三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 36色 」。

三菱といえば、日本の文房具ブランドの王道ですよね。

そこが出してる色鉛筆なので、間違いありません。

厳選した高級な顔料を使用しているので使い心地が良く、
削りやすさなど細部までこだわっている、
いかにも国産らしい出来になっています。

オリジナルのケースも高級感があり、
プレゼントにもぴったり。

持ち運びもしやすいです。

■大人の塗り絵入門者にぜひ!「ファーバーカステル平缶 36色セット」

大人の塗り絵を楽しみたい方に…

「ファーバーカステル 油性色鉛筆 平缶 36色セット」

ファーバーカステル社は、
世界で初めて鉛筆を製造、販売したメーカーです。

印象的な赤いパッケージが特徴の伝統的なメーカーとして、
その名に恥じない確かなクオリティ。

外見もレトロで大人っぽい感じがあるため、
大人が使いやすいのも特徴です。

油性、水性も選べるので、
自分の好みのものをお選び下さいね。

■お子様におすすめ、こすってきれいに消せる色鉛筆

「パイロット フリクションいろえんぴつ 12色セット ブル-」

お子様用に消せる色鉛筆を買ってあげたい方に…

「アナログで絵を書くのってって楽しいけど、
デジタルみたいにすぐにやり直せないのがネックなのよ…」

そんなお悩みを抱えている方におすすめなのが、
パイロットのフリクションいろえんぴつです。

ボールペンでおなじみのフリクションですが、
最近は色鉛筆も発売されているのですね。

ボールペンと同じように、
こすると熱でキレイに書いた筆跡が消えていきます。

摩擦熱で消すため、
カスも出ないので食卓などでお子様が使う場合も安心です。

書いた後こすれば消えるので、
白い色を使わなくてもハイライトを入れられるのも嬉しいですね。

色鉛筆の中には、少し初心者には扱いにくい、
多少高度なテクニックが必要なものもあります。

そこで、続いては、
塗り絵に慣れてきた中級者の方におすすめしたい商品を紹介します。

■あの有名画家の名を借りた自信作「ヴァンゴッホ 色鉛筆 36色 」

お気に入りの作品を長くキレイに保存したい方に…

こちらの「ヴァンゴッホ 色鉛筆 36色 」

あの有名画家が追い求めたとされる鮮やかな色彩を、
うまく再現した、ロイヤルターレンス社の自信作です。

この会社がイギリス王室から「ROYAL」の称号をもらっているのも、
こちらの商品の品質の高さを感じさせますね。

この商品の特徴は、その「耐光性」。

お気に入りの作品を、色褪せさせることなく保管できます。

筆圧を変えることで幅広い表現ができるので、
美術を学んでいる方などにはオススメです。

■パステルカラーの使用に「ホルベイン 色鉛筆12色パステルトーンセット」

パステルカラーが好きな方に…

「ホルベイン 色鉛筆12色パステルトーンセット」

通常の色鉛筆と違って、
パステルカラーのみを集めているのが特徴です。

このセットのみを購入して塗り絵をしていくのは、
色の種類上難しいと思うので、
今持っているものに買い足す、という感じがオススメです。

鮮やかなパステルカラーで、色合いも可愛い。

普通のセットでは不足しがちな色味を、
補填するにはもってこいの商品です。

色鉛筆にはいろいろな種類があるんですね、
自分に合った物を探してみるのも楽しそうです。

色鉛筆は画用紙の種類によって選び方が違う

色鉛筆は、
紙の種類によって仕上がりに違いがでます。

気になる紙があったら、
お試し用にポストカードサイズで購入してみるのもいいですね。

お近くに画材屋さんがあれば、
四つ切(B3くらいの大きさ)一枚100円くらいから、
バラ売りしてもらえるものもあるかもしれません。

自分で切ることになると手間ですが、
バラのほうがスケッチブックよりもリーズナブルではあります。

紙は本当にたくさんの種類があるので、
いろいろ試してみて相性のいい紙を見つけてみてください。

大きさは、A4(297×210mm)やF3(273×220mm)くらいが手頃だと思います。

静物を描くには、このくらいの大きさがあった方が、
ゆとりをもって描くことができます。

★マルマン スケッチブック 図案印刷シリーズ

文房具店にもよく売っている、
入手しやすい画用紙のスケッチブックです。

最初はこれで試してみるといいのではないかと思います。

ほどよい紙の目で、ある程度描き込むこともできます。

ここで、画用紙とは? なのですが

画用紙というと、
広い意味では絵を描くための紙ということになります。

子供さんがお絵かきする紙かな? というイメージもありますね。

画材屋さんには、練習や習作に使うための、
狭い意味での画用紙が置いてあります。

鉛筆での描き込みや消しゴムにも耐えられる、
丈夫な表面になっています。

サンフラワーM画などいろいろな種類があります、
彩紙よりも気軽に使うことができます。

・水彩紙の形状ついて

水彩紙には色鉛筆画にも向くものがいろいろあります。

同じ種類の紙が、様々な形状の製品として売られているので、
簡単にまとめてみました。

画用紙よりも表面が丈夫で、
いろいろ個性がありますので、ぜひ試してみてください。

★シート
大きい紙1枚バラのことです。

4等分が四つ切、8等分が八つ切になります。

一番リーズナブルではあります。

★スケッチブック
スパイラル綴じでしっかりした表紙なので、
持ち運び、保管に便利です。

★パッド
一辺だけ糊付けされていて、一枚だけはがすこともできます。

★ブロック
四辺が糊付けされていて、水彩でたっぷり水を使っても、
紙が波打ちにくくなっています。

お値段は割高です。

画材屋さんでは、
全紙という大きなサイズで置いてある紙を、
無料で四つ切、八つ切に切ってもらえるところもあります。

自分に合った物を選んでみましょう。

色鉛筆の種類は用いる技法によって選ぶ

色鉛筆は水や油などを使用し、
絵の具風に表現する技法があります。

水彩色鉛筆で薄く塗り重ねたうえに水を含ませた筆でなぞったり、
直接芯から筆に色をとって着彩したりすることで、
水彩画風のタッチで表現することができます。

油性色鉛筆も同様に、
キャンバスとペインティングオイルなどを使用することで、
油絵のような表現が可能です。

水彩色鉛筆のほうが水を使用するぶん手軽で、
ペインティングオイルを使用する場合は、
乾くのに1週間程度かかるので注意が必要。

水や油を使用して着彩しない場合は、
どちらでもほぼ同様の表現ができるので、
このふたつの特性はあまり重要ではありません。

初心者向けの物や、
中級者向けの色鉛筆は先ほど紹介させて頂きましたので、
そちらを参考になさって下さいね。

◆あとがき

いかがでしたか?

聞いたことのあるメーカーから、
初めて聞いたメーカーまで色々あったかとは思いますが、
どれもオススメできるとおもいます。

色鉛筆を使うシーンや目的は個人によって違ってくると思いますが、
どうであれ、
ベストな色鉛筆に巡り会いたいですよね。

自分のお気に入りの色鉛筆を探して、
彩りに溢れた生活を楽しんでください。