百人一首 遊び方の種類とルールは?簡単な覚え方と上手な読み上げの方法は?

今再び注目を集める『百人一首』
アニメの「ちはやふる」で知った方も多いと思います。

学生時代に習った、
お正月にかるたで遊んだという方も多いのではないのでしょうか。

美しい日本語を感じることができる、
奥深い百人一首について調べてみました。

  

百人一首 遊び方の種類とルールは?

まず、百人一首とは?について紹介します。

百人一首は、
飛鳥時代から鎌倉時代初期までの代表的な歌人百人の和歌を、
一人一首ずつ集めて作られた秀歌撰(しゅうかせん)です。

秀歌撰とは、
「優れた歌を集めたもの」という意味です。

現在、様々な種類の百人一首がありますが、
一般的に「百人一首」というと、
平安時代末期から鎌倉時代の初めに、
歌人である藤原定家が選んだ「小倉百人一首」のことを指します。

小倉百人一首は、
百人の歌人の歌を一首ずつ集めた秀歌撰として最古のもので、
現在ある様々な種類の百人一首は、
この小倉百人一首を模して作られたものです。

この小倉百人一首が完成したのは、
1235年5月27日です。

ですので5月27日は
「百人一首の日」となっています。

短歌は、上の句(五七五)と下の句(七七)に分かれます。

百人一首には読札と取札があります。

読札には短歌が全部書かれていますが、
取札には、下の句のみがひらがなで書かれています。

・読み手が必要

百人一首には、
読札を読み上げる読み手が必要となります。

読み手は読札に書かれた短歌を上の句から読み上げます。

歌を一回読み終わり、
まだ取り手が札を取っていない場合、
読み手は取り手が正しい札を取るまで、
下の句を繰り返し読み上げます。

・歌を暗記すれば有利に

読札を読んで、
読まれたものにマッチしている取札を取るところは、
カルタと同じです。

取札には、下の句がひらがなで書かれています。

上の句は聞き流し、
下の句だけを聞いて取る、という形になります。

短歌を覚えてくると、
上の句を聞いただけで下の句がわかります。

下の句を読み上げないうちに取札を取れるようになります。

百人一首の遊び方について説明したいと思います。

■散らし取り

初めての遊ぶ時は、
「散らし取り」といって、
100枚の札をバラバラと普通のカルタ遊びのように、
広げて取るのが良いでしょう。

全ての札を読み終わった後に、
一番多く札を取っていた人が勝ちとなります。

■源平合戦

2組チームに分かれて遊ぶ百人一首です。

取札50枚を取り、自陣に3列に並べます。

取り手は読まれた札を取ります。

自陣から札を取った場合には自分の札とします。

敵陣から札を取った場合は、
自陣から札を選び、敵陣に置きます。

これを送り札と言います。

もし間違った札を取ってしまった場合は、
お手つきとなり、相手から札を1枚もらいます。

これを繰り返していき、
自陣の札が全てなくなったチームが勝ちとなります。

■競技かるた

1対1で遊ぶ百人一首です。

100枚の取札のうち、50枚を取り出し、
25枚を自陣に3列並べます。

読み手は100枚の読札を読みますが、
はじめに小倉百人一首にはない歌を読みます。

これを序歌といいます。

源平合戦と同じで、
自陣から札を取った場合には自分の札とし、
敵陣から札を取った場合は、自陣から札を選び、敵陣に置きます。

先に自陣の札がなくなった方が勝ちとなります。

■坊主めくり

絵がかかれた読札のみを使った遊びです。

絵札を裏向きにして積みます。

順番に札を1枚ずつ取っていくのですが、
男性(殿)の札を取った場合はその札をもらいます。

僧侶(坊主)の札を取った場合には、
今まで取っていた札をすべて捨てます。

女性(姫)の札を取った場合には、
捨てられた札をすべてもらうことができます。

読札がすべてなくなった時に、
一番札を多く持っている人が勝ちとなります。

百人一首 簡単な覚え方は?

・百人一首を簡単に覚えるには

百人一首で最も簡単に覚えられる句は、

「村雨の 露もまだひぬ 真木の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮」

だと言われています。

なぜなら冒頭の最初の一文字が「む」で始まる句は、
この句だけだからです。

つまり「む」という音が聞こえた時点で、
「きりたちのぼる あきのゆうぐれ」という札をとればいいのです。

このようにその文字が聞こえた時点で、
下の句を確定できる文字のことを、
百人一首では「決まり字」と呼びます。

この決まり時が早い句ほど、早く取れるので、
競技カルタの際は、
自分の陣地のより手前のとりやすいところに配置することが多いです。

つまり「決まり字」さえ覚えてしまえば、
何も全ての句を覚えなくても大丈夫なのです。

ちなみに上記で書いた「村雨の~」のように、
決まり字が1字だけの句は他にもあります。

その上の句の頭文字をとって、
「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の7首です。

まずはその七つだけ覚えれば、
確実に7枚はカルタを取ることができます。

七枚でも覚えられるようになると、
単純に難しいと思っていた百人一首が少しだけ楽しくなります。

また、決まり字が長いものには、
ゴロ合わせなど、覚える方法は多数あります。

最初は決まり字が1字のものを覚える。

次は2字のものを覚える。

そんな風に次第に枚数を増やしていけば、
百人一首はどんどん強くなれます。

百人一首 上手な読み上げの方法は?

百人一首で大変なのは、
「読み手」です。

なにしろ100枚読むわけですから、
一人でやっていると、ヘトヘトになります。

公式戦などでは、読み手は交代制で読むそうです。

読み手は取る方に参加出来ないのもつまらないものです。

そんな時は、Youtubeの百人一首読み上げ動画を利用して、
楽をさせてもらうのはいかがでしょうか?

肉声で、ランダムで読み上げてくれるので、おススメです。

また、
読み上げ方のコツも参考にできるので、読み方の練習もできます。

スマートフォンやパソコンにインストールして使えるものもあります。

お好みに合わせて利用してみてはいかがでしょうか?

読み上げアプリを紹介します(android対応)

★百人一首読み上げ「わすらもち」

・通常の読み上げはもちろん、一部の句だけを読ませることもできる
・気になった句があればすぐにネット検索可能
・暗記時間タイマー付で、実戦的な練習ができる

★百人一首 初めてかるた 無料版

・かわいい猫キャラ「チャマメ」と一緒に、百人一首を暗記できるアプリ
・読み上げや意味の翻訳も。暗記に役立つ様々な機能が揃っている
・対戦モードではNPCの強さを変更可能。上達したら「名人」に挑戦

★百人一首 肉声読み上げアプリ 「あさぼらけ」

・男女声優2名による録り下ろしの肉声百人一首読み上げアプリ

こちらは、iPhone対応のものです。

★百首読み上げ (Shuffle 100)

実際の百人一首かるたを使って対戦や練習をするときに、
人の代わりに百人一首の歌の読み手を務めるアプリです。

歌詠みはアプリに任せて、取り札と対戦相手に集中しましょう。

こちらは、iPhoneにも、androidにも対応している、
読み上げアプリです。有料版です。

★『ありあけ2』

お正月の百人一首遊びや、大会の練習などにご活躍します。

あとがき

百人一首は、敷居の高い感じがしていましたが、
アプリや、関連商品の多さから、
今も変わらない人気が伺えました。

それは、句に綴られた想いが1つも古臭くなく、
現代を生きる私たちが感じる物と、
そう変わらないというところではないでしょうか。

時代が変わっても変わらない思いが、綴られているからこそ、
百人一首は何百年と日本人の間で、
楽しまれ続けているのだと思います。


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