リンパドレナージュとリンパマッサージの違いは何で どんな資格が必要?資格取得するには?

スポンサーリンク

リンパドレナージュとは、
リンパの流れを阻害する要因を取り除きながら、
リンパの流れを良くする施術法のことです。

そして、リンパマッサージは、
リンパの流れに合わせてマッサージをすることで、
リンパの働きを活性化する施術法です。

どちらの言葉にも『リンパ』とありますが、
リンパの流れをよくすることで、
リンパの流れを良くして老廃物の排出を促す施術のことを言います。
 
これらの施術にあてたって、資格が必要なのか?

マッサージ系には興味がありましたので、
資格の取得法についてまとめてみました。
 
みなさんの参考になればと思います。

  

リンパドレナージュとリンパマッサージの違いは何?

 
リンパドレナージュとリンパマッサージとの違いはなんでしょうか?

『リンパドレナージュ』とは、
ドイツやフランスで使われている医療用語で、
『リンパマッサージ』は、
日本で分かりやすいように言い換えた言葉なので、
同じことを意味しています。

違うことを期待されていた方には申し訳ない思いですが、
同じでした。

ちなみに、
『ドレナージュ』はフランス語で『排出』という意味を持ちます。

 
『リンパドレナージュ』は、
リンパの流れをマッサージによって流れを良くすることで、
人体の不要な異物や老廃物を排出させる施術のことです。

 
リンパは、血管と同じように全身にリンパ管というものがあります。

この中にはリンパ液が流れていて、
血管から染み出てきた老廃物や異物を流して体外に排泄する働きがあります。

このリンパの流れが悪くなることで、
むくみや肩こり、冷えなどの症状の原因になったり、
ダイエットをしても痩せにくい身体になります。

また、
老廃物などが溜まってしまうことから免疫力が弱くなってしまったり、
疲れやすい身体になってしまいます。

リンパは、
人の健康を維持するために重要な役割を果たしている器官です。

では、
『リンパドレナージュ』や『リンパマッサージ』を、
施術するとどのような効果が期待できるのでしょう。

1,むくみ、肩こり、冷えの緩和

⇒リンパの流れをよくすることで、症状の緩和が期待できます。

2,セルライトの解消

⇒セルライトは脂肪細胞が塊になったものです。

リンパドレナージュを行う事でセルライトをほぐして流すことが期待できます。

3,顔や身体のたるみ解消

⇒老廃物の流れが悪くなる事がたるみの原因を引き起こします。

加齢やストレスで溜まりがちな老廃物を流すことでたるみの改善につながります。

4,リラックス効果

⇒リンパの流れをよくすることで、
自律神経に影響がありリラックス効果が期待できる。

5,疲労回復

⇒疲労物質の排出を促す。

6,免疫力アップ

⇒流れをよくすることで、
リンパ液に含まれる免疫細胞が全身に行き渡る為、
免疫力のアップが期待できます。

リンパドレナージュやリンパマッサージは資格が必要?

では、
『リンパドレナージュ』や『リンパマッサージ』を行うには、
資格が必要になるのでしょうか。

 
現在、
様々な『リンパドレナージュ』や『リンパマッサージ』を行うサロンがありますが、
曖昧な知識を持ったセラピストが、
施術を行っている場合も非常に多いことが現状です。

 
誰でもが簡単に行えそうなマッサージのように感じますが、
専門的な医学や解剖生理学に基づいた技術を必要とします。

より安全で効果を発揮する施術を行うためにも、
正しい専門知識を学ぶことをお勧めします。
 

具体的には、
リンパの流れを良くしてリンパを活性化するためのマッサージスキルに加え、
身体全体に流れるリンパ経路などの知識、
リンパの流れが悪くなる原因、
体質別の処置方法、
それぞれの症状に効果を発揮するオイルの知識など、
学ぶことがたくさんあります。

これらの正しい知識を学ぶことは独学では難しいため、
専門スクールに通ったり、
通信講座を受講して専門的なスキルを集中して学ぶ必要があります。

リンパドレナージュやリンパマッサージを資格取得するには?

 
資格について調べてみると様々な種類の資格があり、
どれを取得したらよいのかわからないくらいです。

そこで、
美容系のリンパドレナージュの資格についてだけ取り上げたいと思います。

医療用のリンパドレナージュについては、
医師・正看護師・理学療法士・作業療法士、
あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師の、
いずれかの資格を有するものが取得できる資になります。

《オリエンタルリンパドレナージュセラピスト》

インターナショナル美容鍼灸協会が認定する民間資格。

ヒューマンアカデミーの通信講座を修了することで資格取得が可能。

認定資格は、
「フルボディケア」「小顔リフトアップケア」「美脚ヒップアップケア」の、
3種類あります。

西洋由来のリンパドレナージュに、
中医学のツボ押しなどの考えを取り入れた知識・技術を学ぶことができます。

《リンパケアセラピスト》

一般社団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格。

キャリアカレッジジャパンの通信講座を終了後、
在宅試験を行い資格取得ができます。

認定資格には、
「リンパケアセラピスト」と「アロマテラピスト」の、
2つの資格取得ができます。

アロマオイルを使用することが特徴で、
リンパの流れを整え、
ダイエットや体調不良の改善、
デトックス、
美肌などに効果が期待できる、
「オイルリンパトリートメント」の技術を学ぶことができます。

《リンパリファインセラピスト》

国際セラピスト支援振興協会と、
グローバルボディケア総合学院が認定する民間資格。

グローバルボディケア総合学院の、
通信講座を修了することで資格取得が可能。

リンパマッサージの手技に加え、
東洋医学の技術と理論を取り入れたツボ押し、
デトックス、
骨格矯正の技術が学べます。

《JBTA認定リンパドレナージュセラピスト》

日本美容セラピスト協会が認定する民間資格。

ベリーナチュラルセラピースクールの通信講座を終了後、
在宅試験を行い資格取得ができます。

あとがき

人のカラダに何かを施すときは、
資格が必要な場合が多くあります。

健康を左右することもあるので、
しっかりと学んで資格を取得すれば、
技術を身につけることもできますし、
セラピストとして活躍することができます。