夏用の蒸れないマスクを手作りするには?暑くないマスク生地の素材は何?

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気温が上がって、
マスクをしていると息苦しさと、
蒸れを感じるようになってきました。

この、
蒸れが熱中症の原因になる事もあるそうです。

冷感接触のマスクも登場していますが、
すぐに完売してしまうとか。

そんな中、“夏用マスク”が登場し、話題になっています。

マスクに夏用なんてあったの?
っていう人もおられるかと思いますが、

顔の半分以上を包んでしまうマスクです、
そりゃ~、暑苦しいったらありませんよ!

京都は早くも連日30℃近い日が続いていて、
さらに梅雨に突入すれば、
もう、暑苦しくて鬱陶しいことこの上ないって感じです。

全国的にも徐々に蒸し暑さが増していますが、
新型コロナウィルスの影響で、
マスクが必要な生活はまだしばらく続きます。

夏用の手作りマスクについて調べてみました。

  

夏用の蒸れないマスクを手作りするには?

かなり気温が上がり、半袖の人も増えてきました。

そこでニュースとなったのが、
マスク着用による熱中症の危険性。

たしかに、
マスクは冬に保湿や保温目的でつける人もいるので、
い時期につけると蒸れやすく熱がこもりやすい気がします。

ニュースでは、
マスク着用は当面必要となるので、
熱中症対策を十分にするようにとのことでした。

先日ニュースで、
一部の地域で古着・古布の資源回収を停止しているという話がありました。

私たちが古着・古布として出した衣類の多くは、
業者を通じて東南アジアなどに輸出され、
販売や再利用されていたのですが、
新型コロナウイルスの拡大影響で古着の輸出が滞っているそうです。

その一方で、
外出自粛で片づけをする人が増え、
古着・古布がより多く出されるようになったため、
大量の古着が国内の倉庫に溜まり、
あふれる寸前となっているという報道でした。

SDGsとは、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
の略称ですが、

そのSDGsの目標12にある、
「つくる責任 つかう責任」と関係する、
リサイクル・リユースを家庭内や身近なコミュニティー内で行うことが、
より重要となってくると感じるニュースでした。

気温が上がり、
子どもたちに夏服を出したところ、
サイズアップしていて、着られなくなったものがあります。

とくに成長期の子供は、
Tシャツのほとんどがピチピチになっていました。

夏の最後数回しか着ていなかったTシャツまで、
ダメになってしまいました。

古着問題を聞いていたので、
自分でできるリメイクを考えていて気づいたのが、
Tシャツの素材が放熱性があるものや、
吸汗・速乾性があるものが多いということです。

子供は運動量が多く暑がりなので、
Tシャツのようにサラッとして肌ざわりのよいものが多く、
これをマスクにすれば、
熱がこもるのや不快感を軽減してくれるのではないかと考えました。

子供の機能性Tシャツをリメイクして、
マスクをつくってみては如何でしょうか。

サラッとしていてつけ心地がよく、
不織布マスクのような蒸れは感じないそうですよ。

夏用の暑くないマスクの生地に適しているのは?

夏用マスクの生地のポイントは

・接触冷感
・通気性が良い
・吸湿・放湿性に優れている
・速乾性がある
・さらっとした肌触り
・UV加工である

ですね。

例えば、外側は

・手ぬぐい
・コットンリネン
・ポリエステル
・綿ローン

内側(口側)は

・クールタオル
・ユニクロのエアリズム
・Tシャツ生地
・アイスコットン
・ガーゼ

などですね。

私の友達が作っていたのは、
薄手のハンカチやガーゼ生地で作っていました。

何枚か譲って頂いたのですが、
通気性もよく、着け心地も悪くありませんでした。

それから、子供が赤ちゃんの頃の、おしめを奇麗に洗い、
マスク用にリメイクしたと言っていましたね。

さすがにこれは人にプレゼントはできないと言っていましたが。

冷感接触タイプでは、
ユニクロのエアリズムもいいと思いますが、

人によっては、汗をかいた時に、
マスクが顔にべたーとくっついて、
不快と言っている人もいらっしゃいました。

私が、良いと思ったのは、UVカットの、
こちらもエアリズムになるのですが、アウターです。

これなら、UVカットできるし、
通気性もいいのではないかと思います。

ただ、生地にやや厚さがあるので、
ポケットの辺りの生地で作ってみようかと思います。

もう、着なくなった古いUVカットのアウターがあるので、
挑戦してみようかなと考えていますよ。

夏用の蒸れないマスクの素材は何?

夏用マスクに適した素材としてアイスコットン、
麻、ダブルガーゼなどが挙げられます。

・アイスコットン
・麻(リネン)
・ダブルガーゼ
・和紙 など

ですね。

暑い夏に向けて、
さまざまな企業が取り組む“夏用マスク”が登場しています。

機能性や効果を考慮し、
生地の特性を生かした“メッシュマスク”
色とりどりの“メッシュマスク”があります。

★バッグメーカーの“マスク”

静岡市清水区でバッグなどを製造・販売している、
インダストリーアンドマネージメントの望月社長が、
いま生産を加速させているのが…。

「メッシュマスクです」

「メッシュ生地をマスクに出来ないか」

マスクつくりを始めた当初は、
新型コロナウィルス感染拡大の中、
マスクが不足していて、
社内で何かできないかと考えていたところ、

この会社は、バッグの製作でメッシュ生地を使っていて、
そのメッシュ生地をマスクに出来ないかと思い製作を始めたのです。

裏地にはガーゼを使用し、
表地に、バッグの内側の緩衝材として使っている
「ダブルラッセル」と呼ばれる生地を使用しました。

通気性とクッション性に優れ、
裏地にガーゼを使っているのが特徴です。

こちらのメッシュマスク、
実際にこのように着けて話してみても、
息苦しさや空気がこもった感じないということです。

繰り返し洗って使えて、
抗菌と防臭の加工もされています。

インダストリーアンドマネージメントでは、
いまはオンラインショップにて販売していて、
1000件以上の注文をいただいているということです。

★水着メーカーの“マスク”

水着メーカーの「ピークアンドパイン」は、
自社の強みである水着素材を生かしたマスクを製造。

その特徴は…

呼吸がしやすいのと、
ひんやりとした感覚で付けていられるので、
これからの蒸し暑い夏に、
蒸れにくいのが一番の売りというマスクです。

水着素材特有の
伸縮性や紫外線防止効果が特徴です。

生地は伸縮性があるため隙間ができにくく、
顔にピッタリフィット。

紫外線防止効果もあります。

内側にはポケットもついていて、
フィルターやガーゼをはさんで使用することもできます。

水着素材ということで速乾性能も高く、
夜に洗濯をして室内で干したとしても、
朝には乾いているということです。

通気性が優れているので、普段用というのもありますが、
スポーツをされる方、
ヨガやジムが再開していく中で、
ファッション性としても楽しめるよう、ということです。

こうした夏用マスクは、
ウイルスの侵入を完全に防ぐものではありませんが、
その効果について専門家は…

主に直接顔を触らないということ、
それから喉を保護する目的、
それと飛沫を飛ばさないという目的もあります。

一部の大きい飛沫に於いては拡散を防ぐことができるので、
その部分を期待して着用するということが、
重要になります。

熱中症が心配されるこれからの季節。

状況と環境に合わせたマスクの使い分けで、

ソーシャルディスタンシングがしっかり取れている環境に於いて、
そして、暑い状況に於いては熱中症のリスクの方が高くなるので、
その部分を天秤にかけて、
今使用しているマスクの熱のこもり具合を考えて、
状況と環境に合わせてマスクを使い分けることが必要になる

聖路加国際大学公衆衛生大学院・大西一成准教授は、
熱中症のリスクと感染対策において、
臨機応変な対応が必要だとおっしゃっています。

国の“熱中症予防行動”のポイントは
国がまとめた“熱中症予防行動”

厚生労働省と環境省も、
夏の新型コロナ対応策を公表し、
屋外で人と少なくとも2メートル以上離れることができる場合には、
マスクを外すよう促しました。

いよいよ夏本番

これからの時期、こまめに水分を摂ることはもちろん、
夏用マスクや、
時と場合によっては「つけない」という選択もアリということです。

上手なマスクの使い方が求められそうです。

あとがき

夏用の手作りマスクを紹介しましたが、
お裁縫が苦手、
手作りしている時間がない、
という方も多いと思います。

そこで、夏用のマスクをいくつか紹介しますね。

・洗えるマスク(夏用素材)

アパレルメーカー「アパレルアイ株式会社」が、
4月中旬より自社サイトで合計約40,000枚売り上げた
「洗えるマスク」から夏マスクが登場しています。

夏の暑い時期に対応するため
「接触冷感」「吸水速乾」「UVカット」機能を追加。

プリーツタイプとプリーツなしタイプの2種類で、
カラーはホワイトとベージュを展開。

使いやすいカラーと、
不織布マスクのような見た目もおすすめポイントです。

・ウォーターマスク

寝具部門・メディカル部門を持つオーシンが作った
自社国産マスク「ウォーターマスク」は、
冷却の仕組みに「気化冷却(気化熱)」を採用したマスク。

打ち水や汗と同じ原理で、
水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う効果があります。

大人用と子供用があり、
ベージュ、ピンク、ブルー、グリーンの4色展開しています。

・コナカの立体マスク

男性にとって「ワイシャツ」の素材は馴染み深く、
手触りやつけ心地の想像もしやすいのではないでしょうか。

紳士服のコナカがネット限定で予約販売しているのが、
形態安定加工を施した立体マスク。

手洗いが不要で、
洗濯ネットに入れてそのまま洗濯機で洗える手軽さ。

もちろんアイロン掛けも不要という
メンテナンス性の高さに注目が集まっています。

コナカ公式サイトでのネット限定販売で、
6月末頃より順次発送予定とのことです。

如何でしたでしょうか?

マスクを、手作りする方も、
買ってみようと思われる方も参考にしてみて下さいね。