お子様ランチの歴史はいつから?入っている定番のおかずと旗を立てるのは何故?

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お子様ランチって子供じゃなくても食べたくなりますよね!

おかずと主食がワンプレートに盛り付けられたお子様ランチは、
レストランで人気のメニューですね。

お子様ランチの歴史や、
入っている定番のおかずと
旗を立てる理由について紹介します。

お子様ランチの歴史はいつから?

お子様ランチは、
日本で誕生した
子供が楽しんでご飯を食べられる料理の一つで、
発祥地は、日本橋三越でした。

その成り立ちは、1930年世界恐慌の最中です。

世の中の景気が悪く暗い時代を少しでも明るく、
せめて子供には楽しい気持ちになってもらおうと、
三越の社員が考案したのがワンプレートのお子様ランチでした。

当時、
日本橋三越でのお子さまランチの当時の名称は、
「御子様洋食」と呼ばれていました。

その3ケ月後、
上野の松坂屋が、
「お子さまランチ」と言う名前で同様の料理を提供し、
そのまま「お子さまランチ」という名称が定番となりました。

松坂屋は、
更にウルトラマンのおまけをつけたことにより、
「お子さまランチ」の人気はうなぎ上り、
少しずつ日本全国に広く伝わるようになりました。

お子様ランチの発祥は、三越、
そして、
お子様ランチの名称を作ったのは松坂屋となります。

今は、ファミリーレストランなどで、
子供(一般的に小学校低学年以下)向けに、
用意されているメニューのことです。

お子様ランチに入っている定番のおかずは?

お子様ランチの定番は、
ハンバーグ、ポテトフライ、チキンライス等でしょうか。

現在、
ファミレスで提供されるお子様ランチは、
様々なものがあります。

ファミレスでは、
種類が豊富なお子様ランチ、
子どもが食いつくおまけのオモチャ、
安全に座れるお子様椅子など、
子連れに優しいお店がほとんどです

ファミレスのお子様ランチは、
ワンコインで食べられるお店がほとんどです。

しかし、
ただ安いだけではなく、
キャラクターの導入やクーポンの配布など、
各社とも子ども連れを喜ばせる工夫が盛りだくさんです。

どんなお子様ランチが提供されているのか、見ていきましょう。

■ガスト

クーポンでお子様ランチが199円。

ガストのキッズメニューの特徴は、
「クーポンを使ったときの圧倒的な安さ」です。

ガストは、
折り込みチラシ、クーポン冊子、地域の情報誌などで、
クーポンを配っています。

これらのクーポンを使うと、
通常399円~699円のお子様ランチ各種が、
なんと一律で199円になる事もあります。

紙のクーポンが手に入らなくても、
「すかいらーくアプリ」をダウンロードすれば、
同じような内容のクーポンがアプリ上で手に入ります。

また、
子どもに絶大な人気を誇るアンパンマンが、
イメージキャラクターを務めていることも特徴のひとつ。

食器もおまけも全てアンパンマンなんて、
これ以上子ども心をくすぐる仕掛けはないでしょう。

ガストのお子様ランチは、
現在以下の6種類が用意されています。

・キッズハンバーグプレート(499円+税)
・キッズパンケーキプレート(399円+税)
・キッズうどんプレート(499円+税)
・低アレルゲン ドリア(699円+税)
・低アレルゲン ねぎとろごはん(599円+税)
・低アレルゲン カレー(599円+税)

この中の、キッズハンバーグプレートのメニューは…

・ハンバーグ
・ポテトフライ
・ご飯
・枝豆
・ゼリー3種類
・ふりかけ

アプリのクーポンを使って199円で食べられます。

デザートのゼリーとドリンクバーも無料で付いてくるので、
お得感があります。

お子様ランチを注文すると、
アンパンマンのミニグッズがもらえます。

■サイゼリヤ

パスタ好きの子どもに人気です。

人気のキャラクターを使ったり、
子ども受けする可愛いお子様ランチを出したり、
子どもに喜ばれる物はありません。

ですが、
パスタが好きな子供さんには人気があるんです。

サイゼリヤのお子様ランチは現在以下の2種類。

・おこさまミートスパゲティ(299円税込)
・おこさまタラコスパゲティ(299円税込)

このパスタは、
大人向けメニューを半分の量にしただけのものなので、
やや味が濃い目です。

小さい子には向かないですが、
3歳以上なら食べさせても良いかも知れません。

■バーミヤン

子供さんも、中華料理が楽しめます。

バーミヤンのお子様ランチは現在以下の4種類。

・キッズメンメン(189円+税)
・キッズラーメンセット(399円+税)
・キッズチャーハンセット(399円+税)
・低アレルゲンキッズカレー(499円+税)

この中の、
キッズラーメンセットのメニューは…

・キッズラーメン
・ゼリー3種
・ポテトフライ

キッズラーメンは、
あっさりしていて大人が食べても結構美味しいです。

ラーメンを注文した場合ですが、
子供さんがなかなか食べてくれない時、
ラーメンがのびてしまうので、
一人で食事が難しい子供さんには、
チャーハンやカレーがおススメです。

■ココス

アプリのクーポンでお子様ランチが250円。

ココスのアプリは「ココウェブ」という名前で、
常時、
いずれか2種類のお子様ランチが
250円になるクーポンが配信されています。

ガストやバーミヤンよりはややお高いですが、
それでも250円というのはかなりお得な部類に入るでしょう。

また、ココスのイメージキャラクターは、
「ラスカル」で、癒し系で、人気があります。

ココスのお子様ランチは現在以下の7種類。

・おこさまオムライス(490円)
・おこさまグラタン(390円)
・おこさまナポリタン(390円)
・おこさまうどん(290円)
・おこさまパンケーキ(390円)
・低アレルゲンおこさまカレー(390円)
・低アレルゲン四角いハンバーグプレート(490円)

おこさまパンケーキは、
チョコペンでお絵かきが楽しめます。

パンケーキにゼリー1種、生クリーム、
アイスクリームがトッピングされています。

ファミレスの、お子様ランチを紹介しました。

定番のお子様ランチとは様変わりしている様です。

クーポンをゲットして、
リーズナブルに楽しんでみては如何でしょうか。

お子様ランチに旗を立てるのは何故?

お子様ランチを発明したのは、
当時三越百貨店の食堂主任だった安藤太郎さん
(通称アンタロー)です。

彼は、
「子ども向けのメニューもあったほうがいいだろう」
と考えたのです。

ある説では、 
安藤氏は、山登りが大好きだったので、
「御子様洋食」のライスに
小旗を立てたのではないかと言われています。

また一方では、
旗を立てること自体が、その時代の人達にとって、
「大きな喜び」を表していた とも言われています。

不景気で暗い世の中、
せめて子供達には明るい夢のあるものを、
という彼の思いは、
富士山とその上に立つ旗という形で表現されました。

旗のデザインは、
丸に「三越」の「越」の字を書いたものでした。

ほかのお店も、
次々とお子様ランチを真似するようになりました。

でも、旗のデザインが「丸に越」ではだめだよね 
ということで、
日の丸の国旗とか、
それ以外の国旗が登場したそうです。

あとがき

お子様ランチといえば、
現役のお子様に人気なのはもちろん、
幼少のころに大好きだったという、
元・お子様も多いのではないでしょうか。

色とりどりのメニューがかわいく盛り付けられたお皿は、
見ているだけでワクワクしますよね。

お子様ランチの、
プレートや旗もネットで購入できるので、
おうちで作ってみるのも楽しいと思いますよ。