印鑑証明が必要な場面はどんなとき?代理人が登録する時に必要なものと有効期限は?

「・・・」 まったく。

無言で見つめられても困るんですけど。。。。。

君が何かをさっきから必死に探しているはの知っているよ。

だけどそれが何か、
そしてどこにあるか私がわかっているって、どうして思えるんだ
旦那よ。

「カード知らない?印鑑登録証なんだけど…」

『印鑑登録証』だって?

手提げ金庫にしまってたの?

実印は見つかったけどカードがないと印鑑証明取れないって??

う~ん知らないし見たことないかも。(きっぱり)

成人したときに立派なハンコは親に作ってもらったものの、
使ったことないしなぁ…

というか印鑑証明って何に使うの?

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印鑑証明が必要な場面はどんなとき?

印鑑証明が必要な場面の前に、
印鑑にはそもそも、どんな種類のものがあるのでしょうか?

用途別に大きく分けると次の3つにわけられそうです。

①実印

住民票を登録している市区町村役所に届け出をして、
自身だけの『唯一無二』の印鑑として登録された印鑑のことです。

また、印鑑を実印として登録することを『印鑑登録』といいます。

登録した印鑑を実際に実印として使用する際には、
登録された印影と相違ないことを証明する、
『印鑑証明書(印鑑登録証明書)』が必要となります。

登録する印鑑は、
同じ印影のものが存在するようなもの(大量生産されたもの)は、
登録対象にすることができません。

②銀行印

金融機関との取り引きのために使用する印鑑のこと。

かしこまった表現にはなっていますが、
実印のように特に届け出て登録したりする必要はありません。

③認め印

書類の内容や、事柄について、
「読みました」「認めました」ということをあらわすために押す印鑑のこと。

ご家庭では、宅配便や回覧板などで使うことが多いでしょうか。

では、
印鑑証明が必要なシーンにはどんなものがあるでしょうか?

①不動産の取引

家や土地などといった不動産物件の売買で、
住宅ローン融資を受ける際に必要となります。

家などを購入する際、
一般的にはローンを組んで購入資金の融資を受けることになると思います。

購入する不動産を担保にしてお金を借りるわけですが、
この際必要となる手続きが『抵当権設定登記』。

このために印鑑証明書付きの実印が必要となります。

②遺産相続

親族の方が亡くなって相続が発生した際、
亡くなった方の資産を、
誰が、どのくらい取得するかを明確にするために、
『遺産分割協議』をおこないます。

この時、
遺産の分割内容を記載した『遺産分割協議書』を作成する際に、
後々のトラブルを避ける必要があります。

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そのため、
きちんと遺産分割の内容に同意したという証明のために実印を使用します。

③自動車の購入時

自動車を購入する際に、実印が必要となる場合があります。

所有権の移動に伴う手続きで、
中古車の売買に関しても同様に必要となるケースがあります。

④公正証書を作成するとき

遺言状や金銭消費貸借証書などといった、
公正証書を作成する際に必要となります。

印鑑証明を代理人が登録する時に必要なものは?

印鑑登録は、
『この印鑑を使ったのは、まぎれもなく自分自身だよ』ということを、
担保するものなので、複数登録することができません。

一人につき登録できる印鑑は一本だけとなります。

このように、
使用者と印鑑が密接に紐づいているものですので、
代理人が印鑑登録を行う場合は、
本人が行う場合に比べて時間も手間もかかってしまいますので、
必要なタイミングに間に合うよう気をつけたいものです。

まずは申請の流れです。

①代理人が「印鑑登録申請書」に必要事項を記入後、
受付を行っている市役所等の窓口に提出します。

登録する印鑑を忘れずに持っていきましょう。

②申請書を提出してから後日、
本人確認のための照会文書が郵送で送られてきます。

③送られてきた、照会文書の回答書に、
必要事項を記入・押印して、窓口へ持参します。

この際、代理人の方は認め印をあわせてもっていきましょう。
印鑑登録を申請する本人と、持参した代理人との関係を証明するものや、
委任状が必要な場合もあります。

印鑑証明の有効期限はいつまで?

印鑑証明書には、実は有効期限というものはありません。

登録内容に変更事項がない場合は、いつまでも使うことができます。

ただし、
提出を求めている側で期限を設定する場合があります。

一般的には発行後、
3ヶ月や6ヶ月以内のものというような形で条件が付加されます。

これは、重大な権利の譲渡にかかわるシーンで、
個人を特定し、印鑑との紐づけを担保することになる性質上、
期限を設けること自体は納得できることのように思います。

あとがき

いかがだったでしょうか?

印鑑証明を必要とするシーンやその申請シーンについてみてきました。

ちなみに、登録後は、
『印鑑登録証(印鑑登録カード)』をもらいます。

これを窓口に持参することで、
代理人の方でも印鑑証明の取得が可能です。

裏を返せば、
このカードがあると悪意の第三者でも、
印鑑証明を取得できてしまうことになるので大切に保管しましょう。

我が家といえば、見つかりましたとも印鑑登録カード!

さんざん家中探し回ったあげく、
思い出したかのように自分の財布を探し始める旦那。

使う予定がわかっていて、
あらかじめ自分で入れていたのを忘れていたのだとか。

とにかく見つかってよかった。

で・・・何に使うの?印鑑証明・・・

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