DIYでテーブルの天板をリメイクする時 タイルを埋め込むか陶器タイルシールどっちが上手くいく?

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長く使い続けている家具には思い入れが生まれやすいですよね。

「この傷はあの時のもの…」とか、
「ここの凹みはあんなことしちゃって…」など、
他の人にはわからない良さがあるものです。

逆に、毎日見ている家具だからこそ、
変化がほしいと感じている人も多いはず。

最近は、TVでも盛んにタレントの方が、
DIY(Do It Yourself)を紹介することが増えています。

その影響か、
今まではプロ仕様で、初心者には敷居の高かった商品も、
値段も手ごろに据え置かれ、
扱いやすさについても随分改良された製品が、
店頭に並ぶようになってきました。

そこで今回は、
見慣れたテーブルをお手軽に変身させる方法です。

種類がますます増えてきている、
タイルでのリメイクについてご紹介します。

  

DIYでテーブルの天板をリメイクする時の天板の材質は?

テーブルの顔といえばなんといっても天板です。

この部材の表情一つで、
テーブルの印象は大きく変わります。

DIYする上で天板に向いている材質についてその特徴をご紹介します。

『無垢材』と『集成材』いう言葉をご存知でしょうか?

無垢材は、
切り出した木材を貼り合わせることなく形を整えられたものです。

木目の風合いを楽しむ場合は、好んで使われますが、
湿気や乾燥なので変形しやすいという一面もあります。

集成材のほうは、
一定のサイズの木材を接着剤を用いて張り合わせて形を整えたものです。

木本来の見た目を気にされる場合は、向いていませんが、
変形については無垢材にくらべて少ないことが特徴です。

小さな販売店でも、
集成材であればその厚さや大きさについて様々なものが、
店頭に置かれていることが多くなりました。

100円ショップで置かれている、
木材のほとんどはこの集成材のタイプです。

こだわりをもつなら『無垢材』。

手軽に楽しみたいなら『集成材』といったところでしょうか?

さらに詳しく見ていきます。

【パイン集成材】
 
カントリー家具で良く使われている材料です。

特徴として木に粘りがあり、
木目が綺麗で傷や凹みの修復が簡単です。

長年使うことで色合いがあめ色に変化することが知られています。

一般的で加工がしやすく店頭で目にすることも多い商品です。

【桐集成材】
 
軽くて加工がしやすいのが特徴です。

熱を通しにくく湿気にも強いです。

耐水性もあり、日本では、箪笥に使われていることで有名ですね。

また一度接着させるとはがれにくいことから、
集成材として使用した場合に有効な性質をもっています。

【MDF】

木材を繊維状に一旦ほぐし、
接着剤などを配合して成型した『繊維板』と呼ばれるものです。

製品としてのばらつきがなく、
曲がりや反りがほぼ発生しません。

ただし釘打ちする場合は、
割れが発生しやすいため、下穴をあけるなどの注意が必要です。

いずれも加工のしやすさや、
店頭での手に入りやすさでは甲乙つけがたいですが、
テーブルで使用する場合は、
水濡れも考慮して湿気に比較的強い桐集成材がお勧めです。

DIYでテーブルの天板をリメイクする時 タイルを埋め込む方法は?

一つは、
テーブルの天板でタイルを埋め込む位置に、
トリマーという機械を使ってくぼみを作ります。

トリマーは、機器の先端のビットと呼ばれる部分を、
取り替えることで、
木材に様々なモールドをつけることできその深さも調整しやすい道具です。

特にエッジの加工にはデザイン性も豊富で、
テーブルの縁の装飾に、ドリルやのこぎりと並んで、
DIYを楽しみたいという人たちにとって、
もっておきたい一台となってきました。

DIYでテーブルの天板をリメイクする時 陶器タイルシールの上手な貼り方は?

とにもかくにも貼り付け位置の割り出しが大切です。

採寸の後、
マスキングテープなどで貼り付け位置を明確にしておきましょう。

ここで貼り付け位置がゆがんだまま作業を進めてしまうと、
タイルの目地が不揃いとなり、
せっかくの作業が台無しになってしまうことになります。

貼り付け位置に一度タイルを仮置きして、
イメージを膨らませておくと作業がすすめやすいでしょう。

あとがき

いかがだったでしょうか?

ホームセンターへ行くと、いろんな材料や工具がたくさんあって、
一日中楽しめます。

あれこれ作ってみたくなって、夢が広がりますね!

陶器タイルシールは、
以前と比べてデザインも豊富となってきています。

店頭にはなさそうな様々な組み合わせで、
オリジナリティあふれる、
あなただけの思い入れのあるテーブル作りに、
これを機に挑戦してみてはいかがでしょうか?