女性のうつ病は日常生活の過ごし方で症状をチェック!鬱病にならないための7つの生活習慣とは?

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女性のうつ病が増えているそうです。

自分自身が鬱病かどうかと思い悩むこと自体が、
鬱病の引き金になるかもしれません。

鬱病かどうかを、日常生活の中の症状でチェックして、
早期発見すれば、
早く適切な治療を受けることもできます。

心あたりとなる原因を見つけ出すこともできますし、
早いうちなら、生活習慣を見直すことで改善することもできます。

自分自身の症状をチェックして、該当するようでしたら、
早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

また、生活習慣をどのように改善すれば、
鬱病を遠ざけることができるのか、
その方法について考えてみました。

  

女性のうつ病は日常生活の過ごし方で症状をチェック!

女性のうつ病は40代から発症する人が増え、
50代~70代でも発症する人が多い、身近な病気です。

育児で忙しくしていた時期が過ぎ、
これから少しは楽になるだろうと思われる頃ですが、
今度は親の介護や子供の受験や進学、非行問題などが原因で、
鬱になってしまう女性が多いのです。

このまま放っておくと将来、
認知症になるリスクも増える危険性があります。

鬱の症状を早く見つけて、確実に治すことが重要なのです。

そのためには、
自らが発している鬱のサインの見つけ方を知る必要があります。

更年期以降の女性に多い鬱は、
脳内の神経伝達物質が不足することで、
気分の落ち込みや不安、集中力の低下、不眠などの症状が現れます。

体の不調も招いてしまう鬱は、
脳が炎症によるダメージを受けているからだそうです。

自分に鬱の兆候があるかどうか、
今の状況をチェックしてみましょう!

☑ 気分が落ち込んだり、悲しくなったりする。

☑ 物事に対して興味がなくなり、楽しめなくなる。

☑ 疲れやすく、気力がわかない。何をするのも億劫になる。

☑ 食欲がない、あるいは食べ過ぎてしまう。

☑ なかなか眠れない、あるいは眠り過ぎてしまう。

☑ 自分には価値がない、周りに申し訳ないと思ってしまう。

☑ 頭が思うように回らない、物事に集中できない。

☑ そわそわして動き回る。あるいは動作や話し方がゆっくりになる。

☑ 生きていても仕方がない、死にたいと思ってしまう。

これらの症状が、最初の2項目を含めて5項目以上当てはまる状態が、
2週間以上続いている場合は、うつが疑われますので、
病院を受診する必要があります。

物忘れや痛みがサインの場合もあります。

気持ちが落ち込んだり、やる気が出なかったりするのは、
誰にでもあることです。

しかしそんな状態が2週間以上続き、
日常生活にも支障が出ているのなら『うつ』かも知れません。

現状うつの診断は、医師の主観的な判断や、経験に頼っているため、
誤診ということも少なくありません。

しかし、うつになると、
血液中のPEA(リン酸エタノールアミン)という物質が減ることから、
現在研究中ですが、今後、ほかの病気と同じように、
血液検査で血液中のPEA濃度を測定することで、
うつの診断や、治療の効果の確認などが出来るようになるとのことです。

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女性のうつ病は考え過ぎが原因⁈

女性は男性よりも患者数が多く、
特に40代~70代での発祥が目立ちます。

女性の場合は、人間関係、特に子供や夫など家族の悩みから、
うつになる人が多いようで、
子供が巣立った寂しさや、
独り暮らしになった孤独感を訴える人もいるということです。

うつの症状というと、憂鬱な気分や気力の低下などを思い浮かべますが、
ほかにも意外と多いのが、
『眠れない』『疲れやすい』『食欲がない』といった体の症状や、
『痛みがしつこく続く』『耳鳴りやめまいがなかなか治らない』
といった背景に、うつが隠れているということもあるそうです。

また、頭が思うように働かず、物忘れも増えるためか、
「もしかして認知症では?」と、心配する人もいるようです。

これらの症状は、脳の前頭葉の働きが低下するのが原因で、
うつが長い間続くと、
将来、認知症になるリスクがあがるという報告もあります。

このような症状に気づいたら放置せずに、
専門医を受診してきちんと治すことが重要です。

“考えすぎ”が神経伝達物質の浪費に!

そもそも、何故うつになるのでしょうか?

うつの患者さんの脳の中では、
神経細胞が炎症によるダメージをうけ、
神経伝達物質が足りなくなっています。

鬱に関わる神経伝達物質には、
セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つがあります。

セロトニンは、気分を安定させ、不安や恐怖を軽くします。

ノルアドレナリンは、思考力や集中力、意欲に関係し、
ドーパミンは、気分の高揚や幸福感などに関係しています。

うつになると、これらの物質が不足することで、
不安や意欲の低下、楽しみの喪失などの症状が現れることになり、
私たちの感情は、
脳内の物質によって大きく左右されていることがわかります。

ストレスを抱えて思い悩んだり、過去の辛い経験を何度も思い出したり、
マイナス思考でくよくよしたりしていると、
神経伝達物質がどんどん使われて減っていきます。

考えすぎることは要注意ですね!

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うつ病にならないための7つの生活習慣とは?

考え過ぎや悩みすぎ、物事をつい悪い方向に捉えてしまうマイナス思考。
心当たりのある人は、うつになりやすいタイプだといえます。

うつを寄せ付けない、考え過ぎないための7つの習慣で、
鬱を遠ざけましょう。

★習慣① 寝る前はお花畑気分で!

何か不安なことがあると眠れなくなりがちで、
眠れないことでさらに不安が増してきます。

まずは睡眠の改善が重要です。

寝る30分前から自分のことを考えないようにしましょう!

頭の中に自分が出てくると、
どうしても考えが暗くなってしまうからです。

寝る前は、きれいな景色や可愛い動物など、
好きなものを思い浮かべ、
心軽やかな“お花畑状態”にしましょう。

★習慣② 初めて会った人を1分間ほめる!

日本には、自分を下げて相手を上げる謙遜の文化がありますが、
自分を下げ過ぎると、自己肯定感まで低下しがちです。

そうならないために“自分を下げずに相手を上げる”方法、
つまり、相手を褒めることです。

褒め癖がつくと思考が前向きになります。

初対面の人を1分間ほめあう集団心理療法を行うことで、
場が和み、人間関係もよくなります。

★習慣③ 『わからなくて、できないこと』はあきらめる!

問題には解決できるものとできないものがあります。

悩み過ぎないためには、
できないことはできないとあきらめることが一番です。

その問題が、解決可能かどうか、まずは仕分ける習慣を着けましょう。

頑張って考えてもわからないものはわからないのだから、
捨てるが勝ち!

勉強は、自分の努力次第なので、
実行あるのみ。

病気は治療法がわかっても、一人では解決できないので、
他者のサポートを。

また、元気に呼吸できているのは健康な証拠、
その仕組みはわからなくても『おかげさま!』の気持ちで感謝感謝!です。

★習慣④ 週に一回、別人のように振る舞ってみる!

『私はこういう人間だから!』と、
自分で自分のことを決め着けていませんか?

今ある自分の考え方や行動が“自分”なのだとガチガチに捉えず、
服を着替えるように別の考え方や行動を試してみましょう!

『内気だから自分からは話しかけられない』と思っている人は、
週に1回でいいので、自分から笑顔で「おはよう!」と言ってみましょう。

すると、先方からも笑顔の「おはよう!」が返ってきて、
ハッピーな気持ちになれます。

そんな小さな成功体験が自分自身を変えてくれるのです。

これはモノの見方を修正して、
行動や気分を変える『認知行動療法』そのものです。

★習慣⑤ せっかちをやめる!

たとえば、「家族関係が悪化しているので、一日も早く改善したい!」
うつになる人は、こんなふうに“せっかち”な傾向が強いそうです。

性急に結論を出そうとするとストレスが増えるだけ、
家族との関係がこじれていても、1~2年後に良くなっていればいいや!と、
ゆっくり構えましょう。 せっかちは禁物です!

★習慣⑥ ときには理屈よりも感情を優先する!

感情に振り回されると判断を誤りますが、
その一方で、感情を優先すべき時もあるといいます。

人生の重大事項を決めるときに、好き嫌いといった感情をないがしろにすると、
後になって悩みが深まります。

選択するときは、自分の心の動きに注目し、
どんな感情が湧いてくるのか、検討して見ることも大切です。

★習慣⑦ 人はみんな“アホ”だと割り切る!

人間はみな 不完全な存在なのです。

誰でも失敗するし、見栄も張る、
ストレスに押しつぶされそうにもなります。

つまり、人間はそういう“アホ”な存在なのだということを認めると、
心の中の葛藤が減り、素直になれるのです。

開き直って『もぅ~、アホやなぁ~』と呟いてみてください。

肩の力がスーっと抜けて、楽になりますよ!

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あとがき

『自分は違う!』
そう思いたいと考えるあまり、
自らの身体が発しているサインに、
目を背けていることもあると思います。

生活習慣をちょっと変えるだけで、
快適に暮らせるようになることもあるようです。

まずは自分にそのような症状があるのかないのか、
セルフチェックすることですね。